第151号 2000年12月
■論文■
巴形銅器について 田中 晋作 1
■古代学研究手法への提言■
弥生土器デジタル・アーカイブと土器研究への期待 森澤 和明・森田 敬子・桐山 吉生 14
■古代学研究総目録■
「古代学研究」第101ー150号 総目録
号数別 総目次 21
内容別 総目録 39
執筆者(翻訳者)別索引 52
発行年月日一覧 56
■古代学を試掘する■ 40
関東学の提唱2 森 浩一 表紙裏
■編集後記■寺沢 薫 裏表紙
第152号 2001年 3月
■論 ■
畿内周辺における箱形石棺の形式と集団 清家 章 1
馬形木製品に関わる祭祀の考察 宮島 善和 19
■研究ノート■
双耳壷再論ーその成立と用途に関する一考察ー 穂積 裕昌 30
■特集・地震の考古学18■ー 静岡県ー
静岡県の地震と遺跡 松井 一明 38
■陵墓見学会報告■
吉田王塚古墳の調査から 坂 靖 46
■陵墓懇談会報告■
宮内庁書陵部との懇談会 茂木 雅博・今尾 文昭 49
■古代学への提言 9■
いわゆる石器捏造事件を祝融として考古学界の発展を 菅谷 文則 表紙裏
■編集後記■寺沢 薫 裏表紙
第153号 2001年 6月
■論文 ■
「最初の弥生土器」発見の真相ー発見者有坂鉊蔵の嘘ー 上野 武 1
弥生時代の土器地域色とその性格 長友 朋子 16
■研究ノート■
濁り池窯址の須恵器編年(Ⅱ)田中 英夫 27
植山古墳の閾石から考えられること 奥田 尚 34
■特集・地震の考古学19■ー 石川県ー
石川県における地震痕跡 安 英樹 40
■2000年度の冬期セミナー記録■
ウィンター・セミナーに参加して 奥田 尚 44
2000年度例会の記録 清水 真一 46
■古代学への提言 10■
良心を持つ“考古学研究者”たれ 清水 真一 表紙裏
■編集後記■寺沢 薫 裏表紙
第154号 2001年 9月
■論文■
鏡の熱処理実験 面反りについて (その2) 二上古代鋳金研究会1
南近江における滑石製玉生産 大岡 由記子 18
律令墓制における土葬と火葬 渡邊 邦雄 37
■特集・地震の考古学20■― 岐阜県(1)―
岐阜県下の遺跡にみる地震の痕跡 藤岡 比呂志 42
梨子谷遺跡の噴砂 藤岡 比呂志 57
荒尾南遺跡の地震痕 藤岡 比呂志 59
養老断層の活動履歴調査と天平・天正大地震 須貝 俊彦 61
■古代学への提言11■
前方後円墳の墳丘図について 櫃本 誠一 表紙裏
■編集後記■寺沢 薫 表紙裏
第155号 2001年12月
■論文 ■
鄂州における彫塑と鋳造との関係について 薫 亜巍 (訳)神崎 勝 1
中国鏡と三角縁神獣鏡との関係について 薫 亜巍 (訳)神崎 勝 8
農耕社会成立期の木工技術の伝播と変容 飯塚 武司 20
古墳時代中期における武器の副葬・埋納に関する理解をめぐって 田中 晋作 33
■特集・地震の考古学21■- 岐阜県(2)-
考古学的視点からの災害研究 中井 正 幸 47
■サマーセミナー報告■
2001年 度サマーセミナーに参加して 奥田 尚 53
■古代学への提言 12■
歴史から学ぶ 茂木雅博 表紙裏
■編集後記■寺沢 薫 裏表紙
第156号 2002年 3月
■論文■
伝世鏡の再検討Ⅰ-鶴尾神社4号墳出土方格規矩四神鏡について- 清水 克朗・清水 康二・笠野 毅・菅谷 文則 1
墳丘墓と古墳-墳丘築造の飛躍と史的背景- 植田 文雄 15
律令時代の須恵器生産-生駒古窯跡群からみた宮都の発展と須恵器生産の展開(上)- 重見 泰 29
■特集・地震の考古学22■- 福井県-
福井県における地震痕跡 赤澤 徳明 49
■古代学への提言 13■
現設 和田 萃 表紙裏
■編集後記■寺沢 薫 裏表紙
第157号 2002年 6月
■論文■
関東地方における後期古墳の特質 塚田 良道 1
律令時代の須恵器生産-生駒古窯跡群からみた宮都の発展と須恵器生産の展開(下)- 重見 泰 21
■特集・地震の考古学23■- 富山県(1)-
富山県の地震痕跡確認遺跡 町田 賢一 41
■ウィンター・セミナー報告■
2002年度ウィンター・セミナーに参加して 清水 真一 50
■記録 ■
2001年度古代学研究会例会記録 清水 真一 52
■古代学への提言 14■
自然物・自然科学を見る目 奥田 尚 表紙裏
■編集後記■寺沢 薫 裏表紙
第158号 2002年 9月
■論文 ■
前方部埋葬論 下垣 仁志 1
石製模造品副葬の動向とその意義 北山 峰生 16
■特集・地震の考古学24■- 富山県(2)-
水舟城跡周辺の遺跡にみられる地震痕跡 越前 慎子 37
手洗野赤浦遺跡・岩坪岡田島遺跡における地震痕跡 越前 慎子・町田 賢一 47
■新刊紹介■
『石の考古学』奥田 尚著 学生社刊 米田 敏幸 54
『兵庫県の出土古鏡』櫃本誠一著 学生社刊 森岡 秀人 55
■古代学への提言 15■
「湯冷え」と「鋳引け」 中井 一夫 表紙裏
■編集後記■寺沢 薫 裏表紙
第159号 2002年12月
■論文■
土偶と女神 角林 文雄 1
新羅金京復原試論 山田 隆文 12
■研究ノート■
三島地域における石包丁生産と流通―大阪府茨木市目垣遺跡における石包丁生産問題からの二、三の提起― 濱野 俊一 28
龍王山古墳群の石棺材と柳本町内の石棺仏 奥田 尚 39
■特集・地震の考古学25■― 島根県―
島根県の地震と遺跡 岡野 大丞 42
■資料紹介■
桜井市箸中小字清四郎出土の円筒埴輪 清水 真一 48
■サマーセミナー報告■
「高野山の石造物を訪ねて」に参加して 米田 敏幸 50
■陵墓委員会報告■
東京・宮内庁との交渉2002年の夏 今尾 文昭 53
■ 古代学への提言 16■
DNA 鑑定 寺沢 知子 表紙裏
■編集後記■寺沢 薫 裏表紙
第160号 2003年 3月
■論文■
公葬制の成立と王権(上)-記紀反逆者の系譜と日下・日下部の伝承- 本位田 菊士 1
導水施設考-奈良県御所市・南郷大東遺跡の導水施設の評価をめぐって- 青柳 泰介 15
■研究ノート■
五輪塔の石材とその採取地-大和・河内の古代・中世石造物(2)- 奥田 尚 36
■特集・地震の考古学26■- 山口県-
山口県 内の遺跡における地震痕跡 乗安 和二三 44
■資料紹介■
愛媛県出土の双脚輪状文埴輪の新資料 正岡 睦夫 47
■学会動向■
日本国家形成史の再編にむけて-「東アジアから見た日本古代国家の起源」国際シンポに参加して- 寺沢 薫 50
■古代学への提言 17■
出土遺物の観察 柳田 康雄 表紙裏
■編集後記■寺沢 薫 裏表紙
第161号 2003年 6月
■論文■
公葬制の成立と王権(下)―記紀反逆者の系譜と日下・日下部の伝承― 本位田 菊士 1
天武・持統朝の墓制 渡邊 邦雄 9
中国海岱地域と太湖周辺地域の先史文化の大口尊 劉 恒武 29
■特集・地震の考古学27■― 鳥取県―
鳥取市内の地震痕跡 藤本 隆之 44
■追悼文■
伊達さんを偲ぶ 森 浩一 48
伊達さんの御逝去を悼む 網干 善教 48
哀惜を こめて 伊達宗康先生のことども 宮川 徏 50
■記録■
「學生考古学研究會設立趣旨」について 編集局 51
■例会記録■
2002年度古代学研究会記録 清水 真一 52
■古代学への提言 18■ 渤海考古学の近況と課題 小嶋 芳 孝 表紙裏
■編集後記■寺沢 薫 裏表紙
第162号 2003年 9月
■論文■
家形石棺の基礎的分析(上) 増田 一裕 1
祭祀遺物にみる縄文時代から弥生時代への変化とその意義(上)―
近畿地方における縄文時代後・晩期の土偶を中心として― 中村 大介 22
■研究メモ■
横穴式石室の増改築について―河内の二室交互塚古墳をめぐって― 西森 忠幸 28
■特集・地震の考古学28■― 長野県―
長野県の遺跡における地震痕跡および大規模災害痕跡 川崎 保 43
■陵墓見学会報告■
大阪府茨木市太田茶臼山古墳(継体陵) 上田 睦 49
■訃報■
大野嶺夫氏を偲ぶ 菅谷 文則 54
■ウインターセミナー報告■
高井田・平尾山古墳群の見学(群集墳見学3) 奥田 尚 55
■古代学への提言 19■
「掘立柱建物」と「竪穴建物」 松本 岩雄 表紙裏
■編集後記■寺沢 薫 裏表紙
第163号 2004年12月
■論文■
家形石棺の基礎分析(中) 増田 一 裕 1
祭祀遺物にみる縄文時代から弥生時代への変化とその意義(下)―近畿地方における縄文時代後・晩期の土偶を中心として― 中村 大介 21
■研究ノート■
人物埴輪の型式学 塚田 良道 34
■サマーセミナー2003 記録■
広島県芦田川流域の横口式石槨墳を訪ねて 奥田 尚 45
■新刊紹介■
大野嶺夫『岩橋千塚ところ・どころ』 堀田 啓 一 49
■書評■
高橋学著『平野の環境考古学』 山田 清朝 51
■古代学への提言 20■
市町村合併と文化財保護 三浦 到 表紙裏
■編集後記■寺沢 薫 裏表紙
第164号 2004年3月
■論文■
家形石棺の基礎的分析(下) 増田 一裕 1
韓国墳周土器の起源と変遷 林 永珍 (訳)大竹 弘之 21
■研究メモ■
「人物埴輪の型式学」について 日高 慎 41
■特集 地震の考古学 29■― 山梨県―
山梨県内の遺跡における地震痕跡 保坂 和博 4
■古代学への提言 21■
地域研究 正岡 睦夫 表紙裏
■編集後記■寺沢 薫 裏表紙
第165号 2004年 6月
■論文■
古墳時代における長柄武器について―全長規格とその武装― 仁木 聡 1
土蜘蛛と竪穴住居と神殿 角林文雄 25
■評論■
埴輪研究の課題―人物埴輪の歴史的意義をめぐって― 坂 靖 34
■陵墓委員会報告■
五社神古墳発掘調査の見学 青柳 泰介 40
■特集・地震の考古学30■― 新潟県―
新潟県の遺跡における地震・大規模災害痕跡について 尾崎 高宏 43
■ウィンター・セミナー報告■
「岩橋千塚古墳群見学会」に参加して 萩原 良子 51
■遺跡の保護■
久留倍遺跡の現状について 伊藤 久嗣 53
■古代学への提言 22■
学史へのまなざし 大野 左千夫 表紙裏
■編集後記■寺沢 薫 裏表紙
第166号 2004年 9月
■論文■
いわゆる導水施設の性格について―殯所としての可能性の提起― 穂積 裕昌 1
コシ政権の誕生(上) 堀 大介 21
■研究ノート■
バチ川古墳・大原古墳の石材とその採取地 奥田 尚・加藤 治樹 40
■特集・地震の考古学31■― 鹿児島県―
鹿児島県の地震と遺跡 成尾 英仁 45
■陵墓委員会報告■
宮内庁との陵墓公開交渉`04 今尾 文昭 56
■例会記録■
2003年度・古代学研究会例会記録 清水 真一 57
■古代学への提言 23■
遺跡の個性は地域から発言を 森岡 秀人 表紙裏
■編集後記■寺沢 薫 裏表紙
第167号 2004年12月
■論文■
コシ政権の誕生(下) 堀 大介 1
■論文(翻訳)■
弥生時代鉄鏃副葬の展開とその特質 壱岐 一哉 12
高句麗の金属製冠帽と冠帽装飾に対する簡単な考察 リ・クヮンフィ(訳)堀田 啓一 31
■研究ノート■
U字形板状土製品考 濱田 延充 37
■2004サ マーセミナー報告■
「信州伊那谷の遺跡を訪ねて」に参加して 奥田 尚 48
■古代学への提言 24■
こんなに変わった資料館 野島 稔 表紙裏
■編集後記■寺沢 薫 裏表紙
第168号 2005年 3月
■論文■
木製品専業工人の出現と展開(上)―伊勢湾周辺地域における木製品の生産と流通をめぐって― 樋上 昇 1
顔の輪廻―土偶と土面の西東― 伊藤 正人 19
■調査報告(翻訳)■
ロシア沿海ブロチカ遺跡発掘調査概報 劉 銀植 (訳)坂 靖 40
■研究ノート■
佐賀県本行遺跡鋳型再考 柳田 康雄 46
■論評■
朝来郡和田山町出土の銅鋺について―小栗明彦「近畿地方古墳出土の銅鋺」 櫃本 誠一 50
■古代学への提言 25■ 古墳築造の背景のひとつ 山本 三郎 表紙裏
■編集後記■寺沢 薫 裏表紙
第169号 2005年 6月
■論文■
古墳時代開始期の暦年代と伝世鏡(上) 寺沢 薫 1
木製品専業工人の出現と展開(下)―伊勢湾周辺地域における木製品の生産と流通をめぐって― 樋上 昇 21
■研究ノート■
河内平野変遷に関する覚書―北半の旧石器から古代像― 一瀬 和夫 38
■資料紹介■
丁瓢塚古墳採集の壷形土器 西本 和哉 49
■特集 地震の考古学 32■― 大分県―
大分県内の遺跡における地震痕跡 高橋 徹 53
■陵墓見学報告■
兵庫県篠山市雲部車塚古墳(雲部陵墓参考地) 山本 三郎 55
■2005 ウィンター・セミナー報告■
「一須賀古墳群・平石古墳群の見学」に参加して 奥田 尚 59
■例会記録■
2004年度・古代学研究会例会記録 清水 真一 61
■古代学への提言 26■
埋蔵文化財と職員の仕事 菅谷 文則 表紙裏
■編集後記■寺沢 薫 裏表紙
第170号 2005年 9月
■論文■
韓国の前方後円墳と埴輪 坂 靖 1
古墳時代開始期の暦年代と伝世鏡論(下) 寺沢 薫 21
■論評■
電気技術者から見た放射性炭素年代測定法の問題点 大槻 瓊士 43
■陵墓委員会報告■
宮内庁との陵墓公開交渉‘05 今尾 文昭 57
■サマーセミナー報告 2005■
伊予・宇和盆地と松山平野の遺跡を訪ねて 山本 三郎 59
■古代学への提言 27■
公立博物館の将来 林 日佐子 表紙裏
■編集後記■寺沢 薫 裏表紙
第171号 2005年12月
■論文■
中国太湖周辺地域新石器時代後期における玉器の変遷および流通 劉 恒 武 1
■研究ノート■
愛知県牟呂貝塚群におけるハマグリの選択的採取 岩瀬 彰利 16
墳墓・葬式・埋葬関係語の分析 角林 文雄 27
前期古墳の竪穴式石槨石材にみる政治動向 宮本 繁雄 33
■特集 地震の考古学 33■ ―長崎県―
長崎県の地震と遺跡 高野 晋司 46
■新刊紹介■
白雲翔 『先秦両漢鉄器的考古学研究』 蘇 哲 52
■古代学への提言 28■
土屋文明・伯母の櫛と保渡田薬師塚古墳 今尾 文昭 表紙裏
■編集後記■寺沢 薫 裏表紙
第172号 2006年 3月
■論文■
阿武隈川上流域の古墳時代竪穴住居 福島 雅儀 1
終末期古墳の変遷と古墳薄葬化の過程 太田 宏明 22
■研究ノート■
古墳時代中期の木器生産体制変革の予察 飯塚 武司 39
■研究メモ■
四国の国分寺跡の心礎の石種 奥田 尚 54
■特集 地震の考古学 34■ ―佐賀県―
佐賀県における地震の痕跡 七田 忠昭 57
■陵墓委員会報告■
北花内大塚古墳発掘調査の見学 青柳 泰介 58
■古代学への提言 29■
環濠集落と都城史研究 森井 貞雄 表紙裏
■編集後記■寺沢 薫 裏表紙
第173号 2006年 6月
■論文■
筒形銅器についてII(上) 田中 晋作 1
■論文(翻訳)■
東アジアの玦飾に関する諸問題 鄧 聰(訳)川崎 保 23
考古資料を通してみた百済と楽浪の交渉 金 武重(訳)堀田 啓一 33
■研究ノート■
金有六済の計算方法について 神崎 勝 45
■2006ウィ ンター・セミナー報告■
「前期古墳の石材採石地と玉手山古墳群」に参加して 加藤 治樹 50
■例会記録■
古代学研究会2005年 度例会の記録 坂 靖 52
■古代学への提言 30■
水平と垂直―文化面と土層断面 一瀬 和夫 表紙裏
■編集後記■寺沢 薫 裏表紙
第174号 2006年 9月
■論文■
弥生時代併行期における朝鮮半島のガラス製品―管玉・曲玉を中心とする様相 ― 小寺 智津子 1
筒形銅器についてII(下) 田中晋作 20
■研究ノート■
古墳時代における須恵器地方窯成立の一様相―兵庫県明石市所在赤根川・金ヶ崎窯の検討― 菅原 雄一 35
■資料紹介■
滋賀県白王遺跡出土の縄文後期初頭土器について 内田 和典 46
石造露盤の新例 安藤 鴻基 49
■特集 地震の考古学 35■ ―熊本県―
熊本地域の地震痕跡 宮崎 敬士 54
■追悼文■
追悼 菅谷 文則 58
網干善教先生追悼 和田 萃 58
■回想■
網干善教さんの死と高松塚のことなど 森 浩 一 60
■古代学への提言 31■
考古学におけるタケ 松井 和幸 表紙裏
■編集後記■
寺沢 薫 裏表紙
第175号 2006年12月
■論文■
群集墳からみた地域支配(上)―但馬地域の分析を中心に― 高松 雅文 1
■論文(翻訳)■
日本の文献史料から見たシャイギンのパイザ A.JI.イ ブリエフ (訳)川崎 保・ 川崎 輝美 21
■研究ノート■
S字系手焙形土器の行方 川崎 志乃 27
■研究メモ■
畿内前期竪穴式石槨の基底部構造と石材 宮本 繁雄 35
江戸時代前期の土佐国の石灯籠・墓石の石種と採石地 奥田 尚 40
■特集 地震の考古学 36■ ―福岡県―
水縄断層系の活動に伴う地震痕跡 白木 守 43
■2006サマーセミナー報告■
「出雲・斐伊川流域の遺跡を訪ねて」に参加して 加藤 治樹 49
■古代学への提言 32■
周溝をもつ建物址と登呂遺跡 松井 一明 表紙裏
■編集後記■
寺沢 薫 裏表紙
第176号 2007年 3月
■論文■
大和王陵区の大王墳とその性格 沼津 豊 1
群集墳からみた地域支配(下)―但馬地域の分析を中心に― 高松 雅文 21
■論評■
電気技術者から見た放射性炭素年代測定法の問題点―その2― 大槻 瓊士 32
考古学における自然科学の応用 奥田 尚 41
■資料紹介■
堺市浜寺黄金山廃寺の出土品 田中 英夫・和田 耕治 44
■書評■
外山秀一著『遺跡の環境復原―微地形分析、花粉分析、プラント・オパール分析と その応用―』 田崎 博之 47
■陵墓委員会報告■
陵墓公開をめぐる動静2007.1 今尾 文昭 51
■古代学への提言 33■
自然科学といかに向き合うか―古人骨をめぐる断想― 玉城 一枝 表紙裏
■編集 後記■
寺沢 薫 裏表紙
第177号 2007年 6月
■論文■
土木技術からみた古市大溝 高津 和夫 1
縄文時代後・晩期の木工技術の発達と製作者について 飯塚 武司 20
■論評■
炭素14年較正問題の研究課題 新井 宏 35
■書評■
森岡秀人・西村 歩著『古式土師器の年代学』 田中 元浩 39
■陵墓委員会報告■
陵墓立ち入りへの宮内庁の新方針 今尾 文昭 43
■2007ウィンター・セミナー報告■
「飛鳥時代の石造物とその加工技術・石材を求めて」に参加して 加藤 治樹 45
■例会記録■
古代学研究会2006年度例会について 坂 靖 47
■古代学への提言 34■
博物館の入館者動向と歴史学 文殊 省三 表紙裏
■編集後記■寺沢 薫 裏表紙
第178号 2007年 9月
■論文■
大和の円筒埴輪 坂 靖 1
■研究ノート■
弥生時代における掘立柱建物の導入と展開―河内湖周辺地域を中心として― 大木 要 22
■研究メモ■
「四方転び木製品」の用途について 野田 昌夫 39
■論評■
いま高松塚古墳でおもうこと 森 浩 一 42
■特集 地震の考古学 37■ ―沖縄県―
地震津波によって被覆した近世の遺跡 盛本 勲 44
■古代学への提言 35■
三角縁神獣鏡の伝世について 田中 晋作 表紙裏
■編集後記■寺沢 薫 裏表紙
第179号 2007年12月
■論文■
土器供献からみた鶴尾神社4号墳の再検討 川部 浩司 1
■研究ノート■
前方部と造出―福井市免長山古墳の調査をめぐって― 沼澤 豊 23
近畿地方における押型文土器の炭素14年 代測定 遠部 慎・宮田 佳樹・熊谷 博志 37
■特集 地震の考古学 38■― 宮崎県―
宮崎県における地震の痕跡 長津 宗重 47
■古代学への提言 36■
古墳築造に関わるワーカーヴィレッジについて 米田 敏幸 表紙裏
■編集後記■寺沢 薫 裏表紙
第180号 2008年11月
序 菅谷文則
■森浩一先生傘壽記念■
百年後の考古学者への手紙 森 浩 一 1
森浩一先生略年譜 3
森浩一自選の著作 森 浩一 6
森浩一先生著作目録 7
森浩一先生 『古代学研究』著作目録 43
■森浩一先生傘壽記念論文集■
縄文時代の土製蓋(追考) 伊藤 正人 49
長原式土器深鉢の変遷 林 日佐子 57
銅戈の型式分類と生産・流通 柳田 康雄 65
祖谷の銅鐸 菅原 康夫 84
紡錘車用穿孔具の一形態-井相田C遺跡・上鑵子遺跡例の観察から- 平尾 和久・比佐 陽一郎 93
「方形 周溝墓」研究50年に向けて 山岸 良二101
畿内における古式土師器研究の展望と課題-主に庄内式土器を中心にして- 米田 敏幸 104
土器供献の系譜-古墳時代前期壺形埴輪の底部穿孔方法について- 蔵本 晋司 117
畿内の前方後方墳の埋葬施設 宮本 繁雄 125
北陸における古墳の出現 堀 大介131
空中写真の検討による真土大塚山古墳の復元 藤原 知広142
古墳複数埋葬の研究史と論点 下垣 仁志 149
三角縁神獣鏡の伝世について-畿内およびその周辺地域の有力勢力の動態- 田中 晋作 157
祭祀遺跡像の転換 穂積 裕昌 165
古墳時代首長層の勢力地盤の実態に関する予察-古墳時代中期の奈良県を中心に- 青柳 泰介 173
古墳出土の鉄製柄付手斧をめぐって 樋口 吉文 181
河内における“いわゆる石見型埴輪”の様相-施文方法からの分析(予察)- 河内 一浩 193
大王墳の条件について 櫃本 誠一 199
4区型前方後円墳の被葬者とその属性-古墳時代社会の二重構造的身分秩序- 宮川 徏 208
古墳時代における木造船の諸類型 一瀬 和夫 215
大阪府南部窯址群における初現期須恵器窯の動向 田中 英夫 224
ヤマトの渡来人-王権を支えた人々- 坂 靖 231
王権中枢部の実像-大伴氏を中心に- 寺沢 知子 241
比叡山東麓古墳群のミニチュア炊飯具 吉水 眞彦 252
近江における韓式系土器の様相-軟質土器の分析を中心に- 近藤 広 257
装飾古墳における大陸系人物像の出現-五郎山古墳を中心として- 門田 誠一 265
装飾古墳における円文の出現と展開 宇野 愼敏 271
三尾鉄について 仁木 聡 279
大和出土の捩環付大刀について 服部 伊久男 288
中部地方出土の蛇行剣 伊藤 雅文 295
馬具に使用された革帯-藤ノ木古墳金銅製馬具の特殊性- 千賀 久 303
井辺八幡山古墳の埴輪にみられる東北アジア文化の影響について-辮髪・送血涙・鷹を中心に- 川崎 保 306
吉備の大型横穴式石室をめぐる問題-吉備における前方後円墳の終末時期に関連して- 白石 太一郎 319
愛媛県の大型円墳 正岡 睦夫 330
墳丘を伴わない古墳時代の墓制 渡邊 邦雄 337
古墳時代後期のある葬送に対する一試考-特に「火葬墳」の二三の疑問点- 吉野 修 345
広島の終末期古墳研究その後 脇坂 光彦 355
越前・若狭における製鉄遺跡の現況 入江 文敏 359
飛鳥の宮と陵墓 茂木 雅博 367
「御す」と「幸す」 和田 萃 373
『万葉集』巻十三の「沼名河之 底奈流玉」に関する一考察 藤田 富士夫 378
平安京の地割り基準線 岡田 英三郎 387
大阪市平野区の坂上墓二基 堀田 啓一 390
宝篋印塔の石材とその採石地-大和・河内の古代・中世石造物(3)- 奥田 尚 397
矢穴の型式学 森岡秀人・藤川 祐作 405
獣を扱った中世の人々-貝塚市所在、東遺跡を例として- 前川 浩一 419
明治天皇陵の埴輪をめぐって 伊藤 純 426
農業共同体論と日本古代史研究 寺沢 薫 433
中国 おける初期仏教造形物-宗教的雰囲気- 杉本 憲司 447
新羅・慶州出土のガラス容器小考 菅谷 文則 450
ハノイ北郊のコーロア城について 西村 昌也 457
故宮博物院所蔵の銅鈴について 神尾 恵一 470
牛馬の使役状況と装具の関係について-考古資料と民具の間 IV- 中村 潤子 477
お峯山社の御田祭-考古学から見た予祝神事「和州御田植祭礼」を検証する(一)- 田中 一廣 485
ファロスの王国-性の考古学のための寸描- 岡本 健一 494
電気技術者から見た放射性炭素年代測定法の問題点-その3- 大槻 瓊士 499
済州島・天馬塚・江華島 石野 博信 509
浪漫あ る古墳整備のススメ 服部 哲也
地域にあって地域を考える-森浩一先生との出会いと交わり- 瀬戸谷 晧 513
第181号 2009年 3月
■森浩一先生の傘寿をお祝いする会 講演会の記録■
古代学研究会の出発と膨らみ 森 浩一 1
■研究ノート■
古代天皇陵をなぜミササギと呼ぶか 川崎 保・梶田 学 10
●公彦 『周禮疏』と藤原京について 外村 中 26
■報告■
大阪府立博物館の「見直し」の経過について 小川 裕見子 34
■調査報告■
風納土城の発掘調査と最近の成果―未来村地区の調査を中心として― 申 鍾國、(訳)坂 靖 37
■調査速報■
最近の風納土城慶堂地区の発掘成果 權 五榮・韓 志仙、(訳)坂 靖 49
■例会記録■
2007年度例会報告 坂 靖 54
■2008ウィ ンター・セミナー報告■
『中世石造物と前期古墳をたずねて』に参加して 加藤 治樹 56
■古代学への提言 37■
近世大名家墓所と古墳 白石 太一郎 表紙裏
■編集後記■一瀬和夫 裏表紙
第182号 2009年 6月
■提唱■
文化遺産の普遍性と異文化の関係―狩猟採集民に対するポストモダニズム観を中心に― ロバート・レイトン、(訳)小川 裕見子 1
■論文■
製鉄炉に残された鉄滓からみた古代日本の鉄生産 真鍋 成史 12
■研究 ノート■
ガラス小玉鋳型出土の意義 京嶋 覚 28
須恵器樽形ハゾウの編年とその祖形 越智 陽子 39
■資料紹介■
福岡県筑前町東小田峯遺跡出土銅矛土製鋳型 柳田 康雄・平嶋 文博 49
■研究メモ■
伊予砥の採石地を訪れて 奥田 尚 53
■書評■
安村俊史著『群集墳と終末期古墳の研究』 太田 宏明 55
■陵墓委員会報告■
陵墓委員からの報告 坂 靖 56
■2008サマーセミナー報告■
「熊野三山・熊野古道の史跡を訪ねて」に参加して 奥田 尚 58
■例会記録■
2008年度例会報告 森岡 秀人 60
■古代学への提言 38■
日本海域の三つの古墳 西谷 正 表紙裏
■編集後記■一瀬 和夫 裏表紙
第183号 2009年 9月
■論文■
弥生時代中期の木工技術の進歩と交流 飯塚 武司 1
■研究ノート■
木製 「筒形容器」考―名古屋市平手町遺跡第6次調査出土資料からその用途を推測する― 樋上 昇 18
福岡県みやま市清水寺の梵鐘について 木下 浩良 27
■遺跡の検討■
縄文時代晩期における日下遺跡墓群の位置付け 若松 博惠 40
■研究メモ■
木製直柄鍬に関する覚書―山陰型広鍬・近畿型広鍬の変遷と特徴― 黒須 亜希子 58
■特集 地震の考古学39■― 群馬県―
弘仁9年に発生した地震とその痕跡 小林 修 62
■都市を掘る1■
平安京を掘る 宇野 隆志 66
■古代学への提言 39■
過去復原への支援に向けて 一瀬 和夫 表紙裏
第184号 2009年12月
■論文翻訳■
殷墟都邑の布局に関する二三の問題 岳 洪彬・何 毓霊・岳 占偉 (訳) 橋本 裕行・岡林 孝作 1
■論文■
終末期群集墳内における八角墳と大型八角墳の関係 小川 裕見子 22
■研究ノート■
芝山古墳の遺物出土状況からみた横穴式石室の利用実態 富山 直人 38
宮中写真の検討による條ウル神古墳の復元 藤原 知広 49
葺石からみる導水施設と導水施設形埴輪 宮本 繁雄 58
■都市を掘る 2■
ローマ時代のロンドンを掘る 松田 陽 66
■古代学への提言 40■
主要古墳再調査への挑戦 大塚 初重 表紙裏
第185号 2010年 3月
■論文■
古墳副葬矢鏃の生産・流通・保有・副葬 川畑 純 1
畿内における古墳時代の刀子 渡邊 可奈子 21
■研究ノート■
上野・安楽寺古墳横口式石槨構築に至る様相―家形石棺配置属性の検討を中心として― 小林 修 38
■研究メモ■
打製石斧に係わる実験と推考 桐原 健 49
メスリ山古墳の天井石と長岳寺の大石棺仏の石材 奥田 尚 53
■2009ウィ ンター・セミナー報告■
国生み神話と紅簾石片岩の島を訪ねて 青柳 泰介 57
■都市を掘る 3■
ソウルを掘る 大竹 弘之 59
■古代学への提言 41■
遺跡活用への「川の記憶」 坪井 恒彦 表紙裏
第186号 2010年 6月
■特集・芝山古墳の調査■
芝山古墳の石室再調査の回顧 森 浩一 1
芝山古墳の墳丘と石室 堀田 啓 一 4
芝山古墳の土製品の表面にみられる砂礫と石室の石材について 奥田 尚 10
芝山古墳の石室の石に付着していた赤色顔料の微量化学分析 安田 博幸・森 眞由美 15
同志社大学歴史資料館所蔵の芝山古墳出土遺物について 辻川 哲朗 17
■研究ノート■
4・5世紀における丹波の政治集団とヤマト政権 塚口 義信 25
■遺跡の検討■
大仙陵古墳の築造に関する土木工学的考察 高津 和夫 33
■書評■
田中晋作著『筒形銅器と政権交替』 岩本 崇 53
■博物館情報■
大阪府の博物館問題、その後 小川 裕見子 56
■例会報告■
2009年例会報告 坂 靖 60
■陵墓委員会報告■
コナベ古墳発掘調査の見学 河内 一浩 62
■都市を掘る 4■
長岡京を掘る 梅本 康広 64
■古代学への提言 42■
但馬・池田古墳の発掘調査から 杉原 和雄 表紙裏
第187号 2010年 9月
特集 古墳時代における腕輪形石製品の生産と流通
■特集■
拡大例会・シンポジウム開催にいたる経緯 坂 靖・ 青柳 泰介 表紙裏
腕輪形石製品研究の歩みと課題 蒲原 宏之 2
腕輪形石製品生産モデルの素描 伊藤 雅文 14
近江における石製腕輪類の流通と問題 近藤 広 22
古墳時代前期における石製品の生産動向 北山 峰生 30
腕輪形石製品の流通―集落出土品を中心に― 高橋 幸治 38
■特集・シンポジウム■
古墳時代における腕輪形石製品の生産と流通 司会:今尾 文昭・田中 晋作46
■特集・集成■
集落関連遺跡出土の腕輪形・宝器類石製品集成表 高橋 幸治 59
■特集・資料紹介■
天理市平等坊・岩室遺跡の鍬形石出土土坑について 青木 勘時 66
桜井市内の集落出土の腕輪形石製品 福辻 淳 68
■都市を掘る5■都市大阪を掘る 南 秀雄 70
第188号 2010年12月
■研究ノート・ダイアログ■
人類の社会的進化と狩猟採集文化の起源 ロバート・レイトン(訳)小川 裕見子 1
■論文■
弥生時代中期の木器工房と工人 飯塚 武司 19
横穴式石室の展開過程と地域社会の構造-吉備の分析を中心に- 笹栗 拓 39
■研究ノート■
瓦窯詰め資料からみた造瓦組織の一形態-栗栖野瓦窯の事例から- 岡田 雅彦 59
■特集 地震の考古学 40■― 兵庫県(3)―
阪神・淡路大震災から丸15年 -埋蔵文化財震災復興調査の成果と課題- 森岡 秀人 75
■施設紹介■
「森浩一文庫」の開設 深萱 真穂 78
■古代学への提言 43■
丹と朱と辰砂 市毛 勲 表紙裏
第189号 2011年3月
■論 ■
百済土器窯跡から見た土器生産体制 崔 卿煥・(訳)土田 純子 1
■研究ノート翻訳■
先秦時代の中国江南地域と朝鮮半島の海上交通に関する端緒的研究 毛 昭晰・(訳)神尾 恵一 24
■研究ノート■
横穴式石室の奥壁隅に土師器を据える行為 深谷 淳 38
都亭駅について-和銅4年の駅路を中心に- 上遠野 浩一 58
■特集 地震の考古学 41■― 愛知県(3)―
清洲城下町遺跡で観察された濃尾地震と天正地震の地震痕 森 勇一 70
■施設紹介■
森浩一文庫の所蔵資料紹介 深萱 真穂 75
■都市を掘る6■堺を掘る 十河 良和 80
■古代学への提言 44■
新たなる古代学への挑戦 小田 富士雄 表紙裏
第190号 2011年6月
■研究ノート・ダイアログ■
古墳時代前期における統治支配権仮説(上) ジーナ・L・ バーンズ (訳)下垣 仁志 1
■論文■
合子形石製品の生産と流通背景 細川 晋太郎 15
■研究ノート■
石製模造品考-その研究小史- 田中 彩太 38
■研究メモ■
巴形銅器学習 桐原 健 49
纒向遺跡・纒向古墳群と治水事業 宮本 繁雄 54
■資料紹介■
百舌鳥ニサンザイ古墳周堀外の溝状遺構 田中 英夫 62
■特集 地震の考古学42■- 山形県-
山形県の遺跡にみられる地震痕跡について 丸吉 繁一 64
■2009サマー・セミナー報告■
「徳川大坂城採石丁場を訪ねて」に参加して 渡辺 昇 71
■古代学への提言 45■
東北地方太平洋沖地震と古代学研究会 山本 三郎・古代学研究会委員一同 表紙裏
第191号 2011年10月
■論文翻訳■
渤海都城遺跡の研究 宋 玉彬・(訳)小嶋 芳 孝 1
■研究ノート■
横穴式石室内部の利用形態とその変化過程-播磨と河内を中心として- 富山 直人 11
■研究ノート・ダイアログ■
古墳時代前期における統治支配権仮説(下) ジーナ・L・ バーンズ (訳)下垣 仁志 26
■陵墓限定公開■
新木山古墳 吉村 公男 46
■2011サマー・セミナー報告■
「豊島を訪ねて」に参加して 奥田 尚 48
■都市を掘る7■
福岡・博多を掘る 比佐 陽一郎 51
■古代学への提言 46■
河内大塚古墳は敏達陵か 森 浩一 表紙裏
第192号 2011年12月
■論文■
古墳時代中期における小札甲の変遷 初村 武寛 1
■研究ノート■
縄文・弥生時代の煮炊き用土器「深鉢」と呼ぼう 小林 正史 20
■研究メモ■
箕面経塚出土鏡についての検討 清水 梨代 40
■調査報告■
京都府亀岡市所在鹿谷古墳群大市支群分布調査 龍谷大学考古学研究会 44
■資料紹介■
天理市中山観音堂所在の石棺材 田中 英夫・堀田 啓一 51
■都市を掘る8■
神戸を掘る 富山 直人 52
■古代学への提言 47■
遺跡情報にみる古墳築造のエネルギー 一瀬 和夫 表紙裏
第193号 2012年3月
■論文■
古墳時代の首長居館と祭儀施設 飯塚 武司 1
■研究ノート■
日本出土百済(系)土器:出現と変遷 -打並捺文様土器を中心として- 土田 純子 23
■研究メモ■
鷹形須恵器についての一考察 川崎 保 45
藤井寺市津堂城山古墳の天井石 奥田 尚 52
■陵墓委員会報告■
2011陵墓限定公開の報告(郡山新木山古墳) 穂積 裕昌 55
■古代学への提言 48■
被葬者論の新しい展開 ―高松塚壁画発見40年 に寄せて― 岡本 健一 表紙裏
第194号 2012年 6月
■論文■
伊勢神宮成立に関する考古学的評価 穂積 裕昌 1
■研究レビュー■
日本人研究者によるメソアメリカ考古学研究の動向 市川 彰 24
■研究メモ■
ゴーラ ンドとナウマン 富山 直人 28
■書評■
門田誠一著『高句麗壁画古墳と東アジア』 諫早 直人 32
■陵墓委員会報告■
2011年度陵墓立ち入り観察報告(春日向山古墳・山田高塚古墳) 坂 靖 34
■例会講演録・記録■
古代学研究会と私 堀田 啓一 37
■2012ウィ ンター・セミナー報告■
「磯長谷の古墳を訪ねて」に参加して 奥田 尚 45
■都市を掘る 9■
旗本屋敷を掘る・明治大学記念館前遺跡 追川吉 生・忽那 敬三 47
■古代学への提言 49■
遊牧国家の調査研究と後援会 関口 和哉 表紙裏
第195号 2012年9月
■論文・ダイアログ■
井辺八幡山古墳の形象埴輪体系とその解釈-蓮を用いた殯宮儀礼の全貌- 若松 良一 1
■研究ノート■
土壙墓からみた先スペイン期の墓制と社会に関する一考察-マヤ南部地域チャルチュアバ遺跡を中心に- 市川 彰 31
坊主山1号墳出土胡籙金具の意義-胡籙の復元- 土屋 隆史 42
■研究メモ■
古代の石切場跡(その3)- 石山寺境内 奥田 尚 51
■2012サマーセミナー報告■
伊勢神宮を訪ねて-第62回式年遷宮- 鈴木 茂 57
■都市を掘る 10■
奈良を掘る 佐藤 亜聖 60
■古代学への提言 50■
木器研究の新しい風 穂積 裕昌 表紙裏
第196号 2012年12月
■特集 ゴーランド・コレクション調査WS■
2012年ゴーランド・コレクション調査に伴うワークショップの開催について 一瀬 和夫 1
橿原市丸山古墳墳丘ドローイングの検討 一瀬 和 夫 3
ゴーラ ンド・コレクションの鏡 森下 章司 5
大英博物館所蔵須恵器四柱式陶棺について 前田 俊雄 6
大阪府芝山古墳出土の胡籙金具について 土屋 隆史 8
大英博物館におけるゴーランド・コレクション芝山古墳と鹿谷古墳 富山 直人 11
ゴーランドと須恵器研究 菱田 哲郎 13
ゴーランドが見た古墳と明治期の日本―記録類と写真から― 忽那 敬三 16
■研究ノート■
推古21年設置の大道 安村 俊史 19
■研究メモ■
前方後円墳発生期における朱の交易-イオウ同位体比分析による産地推定をとおして― 河野 摩耶・南 武志・今津 節生 33
■遺跡の検討■
箸墓古墳築造に関する土木工学的推計 髙津 和夫 37
■遺跡調査メモ■
三輪山と古墳祭祀 宮本 繁雄 50
■都市を掘る 11■
都市を掘る・市街地の古墳群と世界遺産 白神 典之 57
■古代学への提言 51■
古代寺院の造営と背景 上田 睦 表紙裏
第197号 2013年4月
■特集■
大英博物館ゴーランド・コレクションに伴うワークショップに思うこと サイモン・ケイナー 1
ゴーランドと出雲-YASUI Rock Tombの 土器- 西村 秀子 3
古物協会所蔵のノートに記された大英博物館所在日本古物とコレクションとの関係-特に出雲関連土器について- 竹村 亮仁 7
ゴーランドと山縣修 富山 直人 11
■論文翻訳■
住居構造と炊事文化からみた百済系移住民の畿内地域への定着とその意味 權 五榮(訳)坂 靖 15
■報告■
綾部市聖塚古墳出土遺物報告-京都大学総合博物館所蔵資料- 阪口 英毅・下垣 仁志・諫早 直人・河野 正訓・川畑 純・金 宇大・土屋 隆史・新宮 領奏絵 37
■調査の検討■
横穴式石室における石室内火葬と多数人骨-東大阪市みかん山12号墳の調査- 若松 博惠 47
■古代学への提言 52■
鉄と塩と木と 青柳 泰介 表紙裏
第198号 2013年6月
■論文・ダイアログ■
古墳時代後期から終末期における陶棺の分類・編年と系統-「土師系陶棺」と「須恵系陶棺」- 絹畠 歩 1
■研究ノート・ダイアログ■
地方からみた鉄の管理体制-古墳時代前半期における長瀬高浜遺跡の再検討- 河野 正邦 25
■研究ノート■
『日本書紀』戦闘記述における考古学を用いた批判的検討 藤原 哲 46
■研究メモ■
三輪山と山麓の後期古墳の石室材 奥田 尚 67
■博物館活動の紹介■
兵庫県播磨大中遺跡にある2つの博物館のイベント 岡本 真央 76
■都市を掘る 12■
大坂城跡ならびに大阪城下町跡 松尾 信裕 81
■2012年ウィンター・セミナー報告■
「飛鳥地方に残る石造物の破壊の歴史を探る」に参加して 森岡 秀人・奥田 尚 84
■古代学への提言 53■
三ツ寺Ⅰ遺跡は「豪族居館か」 坂 靖 表紙裏
第199号 2013年10月
[特 集]集落から探る古墳時代中期の地域社会(前)
■特集・趣旨説明■
集落から探る古墳時代中期の地域社会-渡来文化の受容と手工業生産 青柳 泰介 1
韓半島系土器のあり方からみた集落分類 中野 咲・ 中久保 辰夫 3
■特集・基調講演■
古墳時代中期の遺跡構造と渡来系集団 坂 靖 9
■特集・事例報告■
渡来系集団の定着仮定と河内地域の集落展開 中久保 辰夫 17
山城地域 大坪 州一郎 25
大和地域 中野 咲 33
和泉地域 三好 玄 43
紀伊地域 田中 元浩 51
播磨・淡路における古墳時代の集落 - 渡来人の動向を中心として- 富山 直人 59
■哀悼文■
恩師・ 森浩一先生の人と学問 寺沢 薫 69
■学界紹介■
世界考古学会議京都開催について 杉山 拓己 72
■古代学への提言 54■
古墳時代の葬制研究と家族研究一分野における学際的研究の必要性- 太田 宏明 表紙裏
第200号 2013年12月
■写真■
「地域学」の提唱から学んだこと 阿部 功 1
裏(浦)は表だ-古代日本海文化の実践- 石野 博信 2
「巨大古墳」語録 一瀬 和夫 2
古代日本海文化と古墳研究 伊藤 雅文 3
森浩一 先生を偲ぶ 井端 二夫 4
もう、 古代学研究会に行っても会えない 今尾 文昭 5
リスクを恐れぬ「敢偽」の古代学 岡本 健一 5
個展を訪れて 奥田 尚 7
「生涯不熟」の古代学 木村 有作 8
生涯不熟 桐原 健 8
私の古代学 白神 典之 9
食の記憶と記録 関口 和哉 9
森浩一先生と「丹波」 高野 陽子 11
森浩一先生、そして「古代学研究会」と『古代学研究』 田中 晋作 11
遺跡保存の原点 田中 英夫 12
森浩一先生の思い出から 辻 彰 14
知的好奇心の集成学 西森 忠幸 14
若い力と新しい力 坂 靖 15
森浩一先生から学んだこと 日高 慎 16
森浩一先生が語った「古代学」-『記紀』の考古学- 櫃本 誠一 17
日本海文化シンポジウムと森古代学 藤田 富士夫 17
森古代学への憧憬と実践 穂積 裕昌 18
私にとっての古代学 麻柄 一志 20
提言 前方後円墳外形研究と墳丘基準の再検討 宮川 徏 21
森浩一先生の人となりと学問について―恩師樋口先生と重なって― 宮本 繁雄 23
夢の中でも激励される森浩一先生 森岡 秀人 23
森先生からの3つ の教訓 吉野 修 24
幻の 「古代学賞」 米田 敏幸 25
■哀悼文■
森浩一先生哀悼文『古代学研究』 菅谷 文則 26