第201号 2014年5月
[特 集]集落から探る古墳時代中期の地域社会(後)
■特集・事例報告■
摂津地域 森本 徹 1
南丹波における古墳時代中期集落の動態 高野 陽子 9
近江地域における古代時代中期集落の一様相-韓式系軟質土器の受容過程を中心にして- 辻川 哲朗 15
若狭・ 越前地域 杉山 拓己 23
伊勢湾西岸域の古墳時代中期集落 川部 浩司 29
伊賀地域 渡辺 和仁・小原 雄也 37
■特集・シンポジウム■
集落から探る古墳時代中期の地域社会 43
■特集・コメント■
「集落から探る古墳時代中期の地域社会-渡来文化の受容と手工業生産-」シンポジウムに参加して 田中 清美 52
■特集・総括■
古墳時代中期集落の姿は描ききれたか 森岡 秀人 54
■古代学への提言 55■
煉瓦を通して考古学を考える 北山 峰生 表紙裏
第202号 2014年7月
■論文■
新潟県佐渡市台ヶ鼻古墳石室の再検討 小黒 智久 1
■翻訳■
死者の処理 アルフレッド・クローバー・(訳)下垣 仁志 30
■研究メモ■
「渤海」文字資料からみた女真文字の期限に関する一考察-ヴォヴィン論文(2012)を中心として- 川崎 保 34
立石祭祀推考 桐原 健 41
■資料報告■
百舌鳥47号墳の記録 田中 英夫 44
■活動報告■
国宝高松塚古墳壁画修理作業室の専門家特別公開(第2回) に参加して 奥田 尚 47
■古代学への提言 56■
煉瓦と瓦-近代考古学について- 阿部 功 表紙裏
第203号 2014年9月
■論文■
横穴の構築技法と使用尺度 沼澤 豊 1
■特集 ゴーランド・コレクション調査WS■
大英博物館所蔵美濃出土土器について 前田 俊雄 22
ゴーランドと黎明期の古墳研究(上) 富山 直人 29
■研究メモ■
空中写真を用いた太田天神山古墳周辺の古墳群の復元 藤原 知広 40
■2014年ウィンター・セミナー報告■
「倭国高安城の現地での検討」に参加して 奥田 尚 48
■挨拶■
古代学研究会代表就任の挨拶-伝統に根ざし、革新も求めて- 森岡 秀人 表紙裏
第204号 2014年12月10日
■研究ノート■
傍丘磐杯丘陵考 米田 敏幸 1
■研究メモ■
戦争国家・軍事組織の発生-弥生時代から古墳時代の軍事組織、軍事参与率、服従度、凝縮性の割合から考える- 藤原 哲 15
■特集 ゴーランド・コレクション調査WS■
ゴーランドと黎明期の古墳の研究(下) 富山 直人 24
大阪府芝山古墳の捩じり環 金 宇大 33
ゴーランド・コレクションと絵師遠藤茂平~鹿谷18号 墳出土花文付雲珠・辻金具の紹介~ 諫早 直人・片山 健太郎 35
■遺跡の検討■
今城塚古墳の墳丘施工法についての土木工学的検討 高津 和夫 38
■古代学への提言 57■
石器や土器の年代と時期(時代) 奥田 尚 表紙裏
第205号 2015年4月
■特集・2014年度拡大例会シンポジウム■
「集落動態からみた弥生時代から古墳時代への社会変化」
柏田 有香・櫻田 小百合・杉山 拓己・田中 元浩・戸塚 洋輔・三好 玄・森岡 秀人・若林 邦彦 1
■論文■
三角縁神獣鏡と腕輪形碧玉製品 河村 好光 6
「広鍬Ⅰ式」の成立と展開-瀬戸内海・河内湾沿岸部における弥生時代前期の様相- 黒須 亜希子 28
■古代学への提言58■
墓制研究と集落研究 三好 玄 表紙裏
第206号 2015年7月10日
■研究ノート■
倭を朝鮮半島でいかに戦ったか-百舌鳥大塚山古墳4号施設出土の「鉤状武器」の復原と再検討- 宮川 徏 1
奈良盆地東南部における弥生時代中期から古墳時代にかけての集落動態(上) 広瀬 侑紀 9
■資料集成■
三角縁神獣鏡・腕輪形碧玉製品出土古墳一覧 河村 好光 20
■遺跡報告■
「山科の石」について-伏見城関連 山科(大塚・小山)の石切場-(上) 武内 良一 34
■特集 ゴーランド・コレクション調査WS■
鹿谷古墳群石室実測調査報告 富山 直人・笹栗 拓 38
ゴーランドと六甲登山口所在十善寺古墳の埴輪 富山 直人 44
■2015年ウインターセミナー報告■
石宝殿と伊保山をたずねて 奥田 尚 46
■検討メモ■
釣車小考 佐々木 堯 49
■新刊紹介■
B.G.トリッガー著・下垣仁志訳『考古学的思考の歴史』 一瀬 和夫 裏表紙裏
■古代学への提言 59■
震災と考古学 東影 悠 表紙裏
第207号 2015年11月7日
■研究ノート■
墳丘構築論1-古市古墳群における墳丘設計施工面から(上)-一瀬 和夫 1
奈良盆地東南部における弥生時代中期から古墳時代にかけての集落動態(下) 広瀬 侑紀 7
■研究メモ■
鉄釧私考 桐原 健 19
讃良岡山遺跡の祭祀場跡出土の石材 奥田 尚 22
■遺跡報告■
「山科の石」について-伏 見城関連 山科(大塚・小山)の石切場-(下) 武内 良一 29
■特集 ゴーランド・コレクション調査WS■
ゴーランドによる高安古墳群の調査とその成果 富山 直人 35
ゴーランドの研究に対する評価と取り扱われ方 富山 直人 39
■博物館活動の紹介2■
島根県立古代出雲歴史博物館の企画展示について 仁木 聡 46
■都市を掘る13■
名古屋の戦争遺跡を掘る 伊藤 厚史 50
■古代学への提言 59■
古墳埋葬施設内破砕行為の理解のために 絹畠 歩 表紙裏
第208号 2016年2月19日
■特集・古墳時代中期の馬生産と鉄生産■
シンポジウム・古墳時代中期の馬生産と鉄生産の開催にあたって 例会委員 1
日本古代の馬の飼育・管理体制について-平安時代の馬寮を中心にして- 佐藤 健太郎 3
古墳時代の馬の普及と飼育・管理-近畿地方のウマ遺存体を中心に- 丸山 真史 12
馬骨 らみた蔀屋北遺跡の性格 宮崎 泰史 20
古墳時代中・後期近畿地方における冶金生産に関する基礎的研究-冶金関連遺物・遺構の集成から- 丹羽 崇史・山本 晃平・濱崎 範子 30
シンポジウム「古墳時代中期の馬生産と鉄生産」の討論記録 北山 峰生 他 36
■研究メモ■
香芝市狐井城山古墳付近の石棺・石室材 奥田 尚 43
■博物館活動の紹介3■
神戸市埋蔵文化財センターの展示の取り組み 阿部 功 50
■古代学への提言 61■
発掘調査時の記録作成と技術の進歩 鈴木 一議 表紙裏
第209号 2016年 6月24日
■論文■
生駒西麓における群集墳の比較検討―高安千塚古墳群との比較及び中小型群集墳の検討― 吉田 野乃 1
■研究ノート・ダイアログ■
高市大寺の所在地について 新出 高久 23
■研究メモ■
行者ヶ森付近の石切場跡の石材と石種 奥田 尚 46
■特集 ゴーランド・コレクション調査WG■
大英博物館所蔵コーランド・コレクション天皇陵古墳関係の土器 一瀬 和夫・富山 直人・前田 俊雄 42
■2016 ウィンター・セミナー報告■
一休寺を訪ねて 奥田 尚 46
■古代学への提言62■
土師器からみた古墳時代中・後期の地域間交流 中野 咲 表紙裏
第210号 2017年 1月21日
■特集 古墳時代における政権と畿内地域■
古墳時代における政権と畿内地域 支配構造・物資移動から畿内地域の役割を考える 太田 宏明 1
古墳副葬品の配布からみた畿内地域 藤田 和尊・尼子 奈美枝 4
政権による森林資源の調達 中原 計 15
古墳にみられる地域色と畿内地域―古墳時代中期の長持形石棺と後期の刳抜式家形石棺を中心としてー 太田 宏明 24
■研究ノート■
倭国高安城の外郭線 奥田 尚 33
■参加記■
2015年度拡大例会シンポジウムに参加して 渡邊 邦雄 表紙裏
第211号 2017年 3月18日
■特集 古墳時代における政権と畿内地域■
文献史学からみた畿内 吉川 聡 1
開発の進展と集落の展開からみた畿内地域 田中 元浩13
政権による海産資源の調達と海外交通 魚津 知克 28
「畿 内」社会萌芽の研究にみられる考古学上の問題 森岡 秀人 36
■古代学への提言63■
首長墓系譜論と古墳時代の集団組織原理 太田 宏明 表紙裏
第212号 2017年 3月31日
■論文■
円筒埴輪からみた百舌鳥・古市古墳群における陪冢の性格 木村 理 1
長茎短剣の成立過程 ライアン・ジョセフ 21
■研究ノート■
蘇我氏の遺跡学―飛鳥と渡来人― 坂 靖 41
■古代学への提言64■
就職戦線異常あり? 田中 元浩 表紙裏
第213号 2017年 6 月17日
■論 文■
「今城」の創出と飛鳥陵墓群ー「中尾山」出土の土器 群とその性格ー 重見 泰1
弥生時代葬送儀礼の変化過程と社会の変革―近畿地方北部における墓壙内破砕土器配置の分析からー 石井 智大 23
■ シリーズ遺跡紹介1■
兵 庫県西宮市高畑町遺跡発掘速報―第9次調査第Ⅰ調査区出土古墳時代木製品― 森下 真企・田之上 裕子 41
■活動報告■
2016年度古代学研究会陵墓委員会活動報告 今尾 文昭 43
■2017年ウインターセミナー報告■
當麻付近の遺跡を訪ねて 奥田 尚 47
■コラム■
学生考古学研究会が発足してもうすぐ70年 ―2年後には古稀を迎える古代学研究会― 森岡 秀人 49
■古代学への提言65■
「○○ 系」の意味するところと考古学資料の解析 森岡 秀人 表紙裏
第214号 2017年10月21日
■論文■
古墳時代中期の鎹出土古墳についてー百舌鳥・古市古墳群勢力のもとに編成された軍事組織の特質ー 田中 晋作 1
瞳の呪縛~土偶の目・埴輪の目、そして仏像の目~ 伊藤 正人23
■シリーズ遺跡紹介2■
和歌山市平井遺跡発見の埴輪窯 藤井 幸司 49
■古代学への提言66■
竹内街道と日本遺産 鍋島 隆宏 表紙裏
第215号 2018年2月3日
■論 文■
平原から黒塚へー鏡笵再利用技法研究からの視点ー 清水 康二・宇野 隆志・清水 克朗・菅谷 文則・豊岡卓之・小林 加奈恵 1
4世紀から8世紀の東アジアにおける金工品タガネ彫の変遷とその背景 古川 匠 11
■研 ノート■
鎌倉市由比ヶ浜南遺跡5318号集骨墓出土中世人骨の歯牙の分析 長井 健二 31
■古代学の提言67■
近世奈良町の鍛冶工房をめぐって 北山 峰生 表紙裏
第216号 2018年 3 月31日
■論文■
古代都城における小規模宅地の居住施設と居住形態 家原 圭太 1
■研究ノート■
集団組 織原理と地位継承原理の変遷から見た古墳時代の首長墓系譜について 太田 宏明 13
■シ リーズ遺跡紹介3■
大阪府泉佐野市松田遺跡ー東大寺鎌倉再建期瓦製作地の検証ー 三木 弘 25
■特集・2017年度 拡大例会シンポジウム■
古墳時代から飛鳥時代へー集落遺跡の分析からみた社会変化ー 川部 浩司・鈴木 一議・中野 咲・溝口 優樹・森岡 秀人・吉田 知史 30
■博物館活動の紹介■
歴史系博物館のワークシートを考える 橘 泉 36
■書評■
後藤明著『世界神話学入門』 石村 智 37
富山 直人『古墳時代社会の比較考古学』 前田 俊雄 39
■古代学への提言68■
畿内と四至ー畿外との境界と風景ー 阿部 功 表紙裏
第217号 2018年10月
■論文■
飛鳥の神名火と「飛鳥」 重見 泰 1
畿内における片袖式横穴式石室の玄門の変化過程 奥田 智子 17
■研究メモ■
京都府立植物園内半木神社付近の橋石材について 奥田 尚・武内 良一・久保 孝・池辺 龍夫・長谷川 恵理子 29
見野山窯と光明池D窯 田中 英夫 35
■書評■
『古室山 大鳥塚古墳 附章 狼塚古墳』-古市古墳群の調査研究報告Ⅵ- 原田 昌浩 37
■シリーズ遺跡紹介4■
国史跡烏帽子塚形城跡について 太田 宏明 41
■追悼■
加藤治樹さんのこと 坂 靖 44
■古代学への提言■
山野河海の考古学-ヤマト王権にまつろわぬ社会の把握にむけてー 青柳 泰介 表紙裏
第218号 2018年11月
■特集 弥生時代の金属文化からみた淡路島■
淡路島の金属文化の特集に当たって 森岡 秀人 1
松帆銅鐸の発見と淡路島の青銅器出土遺跡 定松 佳重 3
入田稲荷前遺跡周辺の遺跡と淡路島出土貨泉の意義 的崎 薫 11
淡路島における弥生時代鉄器生産の様相 伊藤 宏幸 19
金属器生産からみた弥生時代鉄器生産の様相 真鍋 成史 27
展望 弥生時代の金属器文化からみた淡路島の南北 森岡 秀人 29
■シリーズ遺跡紹介 5■
和歌山県すさみ町立野遺跡ー弥生時代前期の木器生産遺跡ー 丹野 拓 37
■書評■
和泉市史編さん委員会編『和泉市考古学調査報告Ⅱ 和泉市域の須恵器研究ー調査と編年ー』 中辻 慧大 41
■古代学への提言 70■
埴輪研究の現状と課題 東影 悠 表紙裏
第219号 2019年 2月
■特集 紀伊の横穴式石室の再検討■
畿内地域からみた紀伊の横穴式石室 太田 宏明 1
岩橋千塚における岩橋型石室の展開過程 荻野谷 正宏 7
和歌 県岩橋千塚古墳群の横穴式石室と九州 蔵富士 寛 23
■シ リーズ遺跡紹介 6■
新宮城下町遺跡 小林 高太 31
■書評■
土屋隆史著『古墳時代の日朝交流と金工品』 古川 匠 35
辻尾榮一著『舟船考古学』 清水 邦彦 39
■陵墓 委員会報告■
百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産推薦に関する見解表明について 今尾 文昭 41
■古代学への提言 71■
工具の材質変化と加工痕研究 森 貴教 表紙裏
第220号 2019年 3月
■論文■
三角縁神獣鏡における製作技術の一側面ー二層式鋳型と型押し技法の検証ー 清水 康二・宇野 隆志・清水 克則・菅谷 文則 1
百舌鳥古墳群における埴輪生産の展開ー窖窯焼成導入以降を中心にしてー 木村 理 13
■論評■
寺沢 薫『弥生時代国家形成史論』ー寺沢史学と国家論ー 森井 貞雄・柴田 昌児・近藤 玲・橋本 輝彦・阿部 功・堀 大介 31
■シリーズ遺跡紹介 7■
八戸市丹後平古墳群 船場 昌子 45
■古代学への提言 72■
故郷と親族と墓地 太田 宏明 表紙裏
第221号 2019年 6月
■特集 2018年 拡大例会シンポジウム■
群集墳研究の新視角 絹畠 歩・太田 宏明・山田 暁・藤村 翔・岩越 陽平・岩橋 由季・小田 裕樹 1
■研究ノート■
西丹波・雲部車塚の墳丘形態と規模 櫃本 誠一 7
■研究メモ■
笠岡市本高須古墳の年代測定 遠部 慎 17
■資料紹介■
蔀屋北遺跡・讃良条里遺跡出土の東日本系土器 中野 咲・渥美 賢吾・石丸 敦 23
■特集 古代学研究70年■
「古代学研究」創刊70周 年を迎えて 森岡 秀人 27
会誌から読み解く古代学研究70年 (1) 古代学研究編集局 28
■シリーズ 遺跡紹介8■
由義寺塔基壇発見とその威儀ー幻の寺院から謎多き寺院へー 樋口 薫 34
■書評■
泉 武著「キトラ・高松塚古墳の星宿図」 高橋 幸治 40
■古代学への提言 73■
群集墳 \と集落 鈴木 一議 表紙裏
第222号 2019年10月
■特集 木器・木製品研究の可能性■
纒向遺跡辻土壙4出土装飾木製高杯の系譜 石川ゆずは 1
木工具から読み解く木製品生産の動態 林 智大 10
埴輪化する木製品 鈴木 裕明 18
古墳時代の導水施設に使用された槽付き木樋について 青柳 泰介 28
古墳時代建物の壁構造と大嘗宮正殿建物 穂積 裕昌 36
■研究メモ■
韓国羅州五良洞窯址の発掘調査と大型甕棺の製作実験成果 李志映(訳:中野 咲)44
■追悼■
本会元代表、菅谷文則氏の若い頃を偲んで 森岡 秀人 51
■古代 学への提言 74■
木 器・木製品研究の新たな地平 穂積 裕昌 表紙裏
第223号 2019年12月
■論文 ■
三角縁神獣鏡における同乳鏡と鏡笵型再利用技法 宇野 隆志・清水 康二・清水 克朗・三船 温尚・菅谷 文則 1
前期首長墓の系列展開と埋葬施設構造の変遷 上田 直弥 15
■資料紹介■
有樋篦柳葉式銅鏃の新例 33
■シリーズ遺跡紹介9■
秦野市横野山王原遺跡 天野 賢一 37
■古代学への提言75■
古墳時代の骨格器研究と動物考古学 田中 元浩 表紙裏
第224号 2020年 3月
■展望■
国宝高松塚古墳壁画修復作業の最終段階を見とどけて 森岡 秀人 1
■特集 古代学研究70周年■
会誌から読み解く古代学研究70年 (2) 古代学研究編集局 3
「原始・古代農耕特集〈シンポジウム〉原始・古代の農耕をめぐって」の回顧と展望 市村 慎太郎 4
「特集 各地における最後の前方後円墳」の回顧と展望 櫃本 誠一・太田 宏明 7
「特集 大阪の終末期古墳」から25年 森本 徹 13
「特集 古墳時代の首長居館」の回顧と展望 青柳 泰介 19
■資料紹介■
昭和40年代の宮内庁による箸墓古墳の調査資料について 塚本 和人 21
■研究メモ■
毛原廃寺式軒平瓦の再検討 藤原 宏・高見 省三・山田 猛 33
■シリーズ遺跡紹介10■
静岡県富士市・伝法古墳群と富士郡家関連遺跡群 藤村 翔 37
■古代学への提言76■
遺跡の活用ー中国での状況ー 鈴木 一議 表紙裏
第225号 2020年11月
■論文■
腕輪形石製品の副葬配置とその地域性 三浦 俊明 1
大和南部型埴輪の展開とその背景 内藤 元太 19
■研究ノート■
平群西宮古墳の石室材と石室構築について 奧田 尚 41
■古代学への提言77■
世界史に深く刻み込まれた感染症と転換期の古代学研究会 森岡 秀人 表紙裏
第226号 2020年11月
■論文■
折り曲げ鉄器の副葬と鉄器生産の関係 阿部 大誠 1
製作技術からみた三角縁神獣鏡の製作順序 宇野 隆志・清水 康二・清水 克朗・三船 温尚 21
■研究メモ■
藤原貞幹の墓石についてー名家等墓石保護の試みー 竹居 明男・水ノ江 和同・津村 宏臣 37
蒸留の歴史小考ー上底注口付甑・桶甑・蘭東ー 山田 猛 45
■古代学への提言78■
感染症と人間社会 阿部 功 表紙裏
第227号 2021年 2月
■特集 地域社会の展開と手工業生産■
地域社会の展開と手工業生産 ー埴輪生産遺跡と集落・古墳の対比からー 東影 悠 1
古墳時代前期の埴輪生産遺跡と集落・古墳 金澤 雄太 3
埴輪生産遺跡と集落からみる中期埴輪生産の実相 原田 昌浩 9
生産遺跡からみた後期の埴輪生産の実態 ー古墳・集落との比較を通じてー 花熊 祐基 14
須恵器生産と地域社会の展開 中久保 辰夫 20
埴輪生産遺跡、集落と地域社会 ー尾張とその周辺地域ー 早野 浩二 25
文字資料からみた埴輪生産・造墓の労働力と土師氏 溝口 優樹 30
■書評■
古川匠著『古墳時代の装飾馬具生産体制』 土屋 隆史 37
■古代学への提言79■
学校所在資料の持つ力 瀬谷 今日子 表紙裏
第228号 2021年 3月
■論文■
弥生後期巴形銅器の展開と東方流入 戸塚 洋輔 1
■遺跡紹介■
奈良県御所市 條ウル神古墳 金澤 雄大 37
■書評■
廣瀬和雄著『前方後円墳とはなにか』 東影 悠 41
■古代学への提言80■
出土絵馬の考古学 前田 俊雄 表紙裏
第229号 2021年 7月
■論文■
国府遺跡出土抉状耳飾の研究 大坪 志子 1
巴形銅器の系譜と展開 菊池 望 18
■活動報告■
2020年古代学研究会陵墓委員会報告 今尾 文昭 41
■報告■
日本学術会議第25期 推薦拒否問題に対する人文・社会科学系学協会共同声明に関しての本会の賛同表明について 森岡 秀人 44
■古代学への提言81■
幕末台場の諸相ー和歌山城下紀伊藩台場研究の現状と展望ー 藤薮 勝則 表紙裏
第230号 2021年11月
■論文■
古墳時代の大和と河内における釘・鎹の消費様相とその背景 平井 洸史 1
東アジアにおける曲状送風管の系譜ー北方青銅器文化と獣首送風管ー 清水 邦彦 21
■研究ノート■
大和郡山城天守台解体石垣の石材とその採取地 奧田 尚 35
■古代学への提言82■
三次元計測と岩橋千塚古墳群 金澤 舞 表紙裏
第231号 2022年 2月
■論文■
大型古墳の築造と諸勢力関係の整序 川畑 純 1
建築遺構からみた古墳時代から古代の尺度の変遷 道上 祥武 191
■書評■
『文化財としての「陵墓」と世界遺産ー「陵墓限定公開40周 年記念シンポジウムー』を読んで 橋本 達也 37
■古代学への提言 83■
東南アジアの家族と親族組織と日本古代の社会 太田 宏明 表紙裏
第232号 2022年 3月
■論文■
煮炊具からみた古墳時代後期の須恵器生産ー甑形土器を中心にー 飯塚 信幸 1
旧二条城の復元研究ー表面波探査法によるー 古川 匠・釜井 俊孝 坂本 俊 21
■古代学への提言84■
一人の老考古学徒として 米田 敏幸 表紙裏
第233号 2022年8月
■展望■
初心に戻る高松塚古墳発掘半世紀の節目と課題 森岡 秀人 1
■特集・2021年度拡大例会シンポジウム■
「弥生後期社会の実像ー集落構造と地域社会」 荒木 幸治・伊藤 淳史・桐井 理輝・清水 邦彦・瀬谷 今日子・戸塚 洋輔・中居 和志・田中 元浩・三好 玄・森岡 秀人・山本 亮・渡邊 誠 3
■研究ノート■
現代と縄文時代の歯牙の比較分析ー齲蝕と歯周疾患の検討を中心としてー 長井 健二 29
■シリーズ遺跡紹介 12■
井手寺塔跡の発見ー京都府綴喜郡井手町栢ノ木遺跡第13字発掘調査成果ー 福山 博章 41
■古代 学への提言 85■
過去を振り返る 森井 貞雄 表紙裏
第234号 2022年12月
■論文■
古代の交通路から見た百舌鳥・古市古墳群について 朝日 格 1
■研究メモ■
鞆港湾施設跡雁木(北雁木・東雁木)石材属性調査について 山岡 渉 19
上醍醐寺町石とその石材 奥田 尚 23
■遺跡紹介■
綴喜古墳群ー木津川左岸の首長墓群ー 桐井 理揮 31
■書評■
若松良一著『埴輪』(考古調査ハンドブック22) 37
■古代 学への提言 86■
伊勢神宮成立論をめぐる軌跡と考古学的展望 川部 浩司 表紙裏
第235号 2023年2月
■論文■
佐紀古墳群の成立とその意義 村瀨 陸
■研究ノート■
土井ヶ浜遺跡出土弥生人骨の歯牙の分析 齲蝕と歯周疾患の検討を中心として 長井 健二
■シリーズ遺跡紹介 14■
神戸市玉津田中遺跡の弥生前期墓域の調査と縄文系祭祀具 園原 悠斗
■活動報告■
2021年度古代学研究会陵墓委員会報告 今尾 文昭・鍋島 隆宏
■古代学への提言 87■
博物館の取り組みへの雑感 今井 真由美
第236号 2023年3月
■研究ノート■
伊賀・霊山山頂遺跡の再検討 服部 伊久男
歯牙疾患と食性 縄文時代から現代への時間軸において 長井 健二
■研究メモ■
横口式石槨の劣化・き損の進行・蓄積の一例について 山岡 渉・江草 由梨
■書評■
丸山真史・菊地大樹編『家畜の考古学 古代アジアの東西交流』 青柳 泰介
■シリーズ遺跡紹介15■
史跡 安宅氏城館跡 熊野水軍安宅氏の中世城館群 佐藤 純一
■古代学への提言 88■
モバイル端末を用いた三次元計測の活用について 濵﨑 範子
第237号 2024年2月
■論文■
航空レーザ測量図による古市・百舌鳥王陵区大型前方後円墳の平面企画図 沼澤 豊
■特集 2022年度拡大例会シンポジウム■
「首長墓系譜の再検討」 岩本 崇・上田 直弥・太田 宏明・絹畠 歩・木許 守・瀬谷 今日子・田中 晋作・永野 弘明
■研究メモ■
福山城跡二之丸北面切岸について 山岡 渉・江草 由梨
■書評■
古代学研究会編『埴輪生産からみた地域社会の展開』 木村 理
■古代学への提言 89■
遺跡を取り巻く環境への理解を深めるために 金澤 雄太
第238号 2024年3月
■論文■
刳抜式石棺の規範とその創出過程 山田 暁
■特集 例会 対談記録 弥生時代から古墳時代にかけての親族組織■
弥生時代から古墳時代にかけての親族組織 藤井 整・太田 宏明・今井 真由美
■古代学への提言 90■
考古学と文献史料 實盛 良彦
第239号 2024年3月
■論文■
大和の大型横穴式石室にみられる構築技法の系譜 岸上 維颯
海上から見た大阪湾沿岸の大型前方後円墳の視認性 朝日 格
■シリーズ 遺跡紹介16■
大阪府高槻市上牧遺跡の調査 淀川河畔の地形環境と土地利用の変遷 笹栗 拓
■古代学への提言 91■
考古学は共同主観的創造上の秩序にどこまで迫れるのか? 太田 宏明
第240号 2024年6月
代表就任のごあいさつ 今尾 文昭
■論文■
摂津千里窯跡群における須恵器生産の展開 我妻 佑哉
■特集 池上曽根遺跡出土 大型掘立柱建物柱の年代測定■
池上曽根遺跡出土 大型掘立柱建物柱の年代測定に関する報告 千葉 太郎・奥野 美和・乾 哲也・秋山 浩三
池上曽根遺跡・柱根5本の年輪年代測定法による年代測定の再検討 佐野 雅規・箱崎 真隆・中塚 武・坂本 稔
考察:考古学的見地から 千葉 太郎・奥野 美和・乾 哲也・秋山 浩三
考察:自然科学的見地から 箱崎 真隆
■シリーズ遺跡紹介17■
史跡 湯浅党城館跡 川口 修実
■資料紹介■
福井県美浜町所在、高善庵遺跡の採集瓦について 松葉 竜司
■古代学への提言 92■
要約としての情報の圧縮−論文の構造と作業過程の理解から− 徳富 孔一
第241号 2024年10月
■論文■
歯牙に関する考古学的研究-齲蝕と歯周疾患の検討を中心として- 長井 健二
いわゆる飯蛸壺の検討-大阪湾沿岸を中心として- 樋口 吉文
■資料紹介■
もう一点の国府遺跡出土玦状耳飾 水ノ江 和同・大坪 志子・天野 末喜
■追悼■
追悼 坂靖氏 今尾 文昭
■古代学への提言 93■
レプリカと言う勿かれ-太田・黒田遺跡出土銅鐸の兄弟銅鐸と森浩一- 田中 元浩