古代学研究 51号~100号目次

第51号  『弥生式文化特集』 1968年4月30日

 尾張における中期弥生式土器の研究2― 貝田町式土器について― 田中 稔   1

 手で 持ち運ばれてきた土器―信濃後期弥生文化の一姿相― 桐 原 健   8

 徳島県加茂野宮遺跡出土の土器 田中 英夫・田中 猪之助  12

 和歌山市井辺遺跡の岡崎団地より出土の後期弥生式土器 大野 嶺夫  17

 慶尚北道大邸市晩村洞発見の青銅器について 西谷 正  29

 佐賀県・椛島山石棺の出土遺物 小田 富士雄 36

第52号  1968年8月30日

 <古代学研究会1968年度大会> 前田 豊邦 表紙裏

 古式古墳墳丘構築論―関東地方大型古墳封土の発生について―  茂木 雅博   1

 讃岐における古式古墳  六車 恵一  10

 <新刊紹介> 森 浩一  16

 志摩半島御座の鹿角装刀 伊藤 玄三  17

 石川県小松市月津町茶臼山土製馬形遺物出土遺跡 小村 茂・上野 与 一  25

 山城久世・正道廃寺出土の瓦 山田 良三  29

 梶原瓦窯址発見の瓦 鍋島 敏也  33

 古代学研究会例会の記録 33

 周縁に唐草文様をもつ軒丸瓦について 坂東 善平  34

 禁野車塚の盛土について 瀬川 芳則  36

 要望書  古代学研究会 37

 <書評>藤間生大著『倭の五王』 辰巳 和弘  38

第53号  1968年12月20日

 古代学研究例会の記録と予告 表紙裏 

 福島県糸島郡地方の弥生後期甕棺 大神 邦博   1

 畿内弥生遺跡出土の仿製鏡―大阪府鷹塚山遺跡を中心に― 瀬川 芳則 7

 横穴式石室における胴張りに関する一考察 松本 浩一  11

 土製馬に関する式論 前田 豊邦  22

 尼崎市田能遺跡17号棺からの水銀朱の検出   安田 博幸・鶴崎 暁 子  27

 徳島市渋野古墳群の出土品 田中 英夫  28

 平安宮推定内膳司址出土の土器  坂 東 善平  32

 石川県七尾市小島遺跡の遺構と遺物 ― 中世運河と想われる遺構の発見― 橋本 澄 夫  35

 <新刊紹介> 堀田 啓一  41

第54号  1969年4月30日

 いわゆる瓦器に関する二・三の問題―古代末~中世初頭における土器の生産と流通に関する一考察―   白石 太一郎  1

 木曽川下流域の縄文中期後半期土器について 増子 康真  30

 化学分析による土器生産地同定の試みについて 安田 博幸  36

 京都府城陽町長池出土の埴輪 山田 良三  38

 大阪府吉志部遺跡の遺物 鍋島 敏也・藤原 学   39

 百舌鳥古墳群の近況 宮川 徏  41

第55号  1969年8月31日

 静岡県指定史跡伊場遺跡の危機 遠江考古学研究会 表紙裏

 弥生時代中・後期の一様相―播磨楫保川水系における谷水田の開発― 加藤 史郎   1

 京都市出土の押型文縄文土器破片 坂東 善平   5

 いわゆる叩き目技法の再検討―和歌山市太田・黒田遺跡の調査から― 大野 嶺夫   6

 和歌山市井辺前山10号墳調査概報 森 浩一  13

 野中寺近傍出土の古瓦について 三木 精一  21

 筒形銅器考―附筒形銅器集成― 山田 良三  22

 奈良県乙女山古墳の遺物 森 浩一  35

 古窯の構造と熱経済 三渡 俊一郎 36

 茨木市溝咋神社付近出土の瓦器   免山 篤  45

第56号  1969年12月30日

 高句麗初期墓制の起源  鄭 燦永(永島 暉臣慎・西谷 正・訳)  1

 徳島県美馬郡願勝寺1号墳   石丸 洋   7

 古式古墳の性格―特に前方後方墳を中心に―茂木 雅博  13

 頭椎大刀佩用者の性格 ―信濃出土の頭椎大刀を中心にして―  桐原 健  28

 高知県における後期古墳研究の動向  広田 典夫  37

第57号  1970年5月10日

 縄文後期磨消縄文Ⅲ式の文化―九州の縄文後期の問題― 賀川 光夫   1

 岩橋千塚出土の皮袋形提瓶  前園 実知雄 18

 古墳時代後期以降の埋葬地と葬地―古墳終末への遡及的試論として―  森 浩一  19

 和歌山市日前宮裏より出土の底部穿孔壺形土器について  大野 嶺夫  33

 幡枝町発見の平安時代の須恵器窯址 坂東 善平・木村 孝 雄・武山 峯久  37

                          

第58号  1970年9月5日

 インドにおける細石器の諸問題 ―Series Ⅲ を中心として― 酒井 仁夫   1

  ジョッキ形土器の一例 ― 熊本県宇土市古城町12出土―富樫 卯三郎  8

 高地性集落をめぐる二・三の考察  瀬川 芳則 9

 京都府宇治丘陵出土の石鏃 ― 淀川沿岸の一地域から― 山田 良 三  16

 能登邑知地溝帯における終末期横穴式石室墳の姿相と古墳時代の終焉   橋本 澄 夫  17

 大阪府吉志部瓦窯跡研究小史  鍋島 敏也  28

 大阪府葉室古墳群の大方墳  森 浩一  29

 美濃国施印須恵器を生産したと推定できる岐阜芥見窯址発見の顛末  森 浩一  31

 京都市円宗寺址の瓦について 坂東 善平 33

 河出書房刊『日本の考古学』Ⅵ 北陸篇を読んで―南加賀における信頼性への追試―  上野 与一  35

 <新刊紹介> 石部 正志・田島 明 人  39

 1970年度古代学研究会見学旅行記 瀬戸 実  40

第59号  1971年2月10日

 手焙形土器の再検討 江谷 寛   1

 奈良盆地低部の古代環境の一考察 小島 俊次  13

 宇治市木幡出土の勾玉 山田 良三  16

 倭屯倉地帯の古墳群 伊達 宗泰  17

 横穴式石室の内部―天蓋と垂帳― 菅谷 文則  23

 ロクロ成形技法と底部切離し手法の考察 ― 東国の須恵器と土師器―  伊藤 博幸  29

 堺市石津町神石遺跡の出土品 田中 英夫  36

 <古代学研究会月例会の記録> 39

第60号  1971年6月10日

 常陸南部の古墳群―宮中野古墳群―  茂木 雅博   1

 消えさった群集墳の復原 ―奈良県朝町古墳群を例にとって― 森 浩一   6

古市・百舌鳥古墳群における主要古墳間の連関規制について  石部 正志・田中 英夫・堀田 啓 一・宮川 徏 7

 大和葛城の笛吹・山口古墳群の分布  泉森 皎・菅谷 文則 29

 山城多河郷の群集墳についての予察  山田 良三  37

 岡山県造山古墳とその周辺の前半期古墳 西川 宏  41

 <編集後記> 森 浩一  45

第61号  『シンポジュウム 弥生式文化研究の諸問題―近畿とその周辺の中での太田・黒田遺跡―』 1971年12月10日

 発言者 堀田啓一,今里幾次,石野博信,日下雅義,間壁忠彦,宮田啓二,森 浩一,大野嶺雄,佐原 真,白石太一郎,菅谷文則,巽 三郎,田中弘道,安田博幸,吉岡康暢

 Ⅰ  縄文時代晩期から弥生時代前期への移行

   <レジメ1>太田・黒田遺跡の調査を終って  森 浩一   1

   <レジメ2>縄文晩期から弥生前期への移行  今里 幾次   4

   <レジメ3>太田・黒田遺跡の地理的環境  日下 雅義  17

 Ⅱ  近畿弥生式文化の地域性

   <レジメ4>近畿弥生式文化の地域性 佐原 真  19

 Ⅲ  集落の問題をめぐって

   <レジメ5>集落の問題をめぐって 石野 博信  28

 引用遺跡地名表ならびに文献目録 36

第62号  1971年12月20日

 <月例会の記録> 表紙裏

 明楽山山塊の古墳群について 大野 嶺雄   1

 肥後・湯山千人塚の遺物 山田 良三  16

 熊本県鏡町大塚古墳存在の一証―有佐貝塚上発見の埴輪円筒底部―  冨樫 卯三郎 18

 奈良県天理市龍王山古墳群の問題Ⅰ  清水 真一  19

 大阪府高槻市土室の埴輪窯址  免山 篤 36

 <書 評>石部正志・田中英夫・堀田啓一・宮川 徏氏「古市・百舌鳥古墳群における主要古墳間の連関規制について」をよんで   原島 礼二  39

第63号  1972年3月31日

 愛媛県今治市桜井唐子山遺跡群 正岡 睦夫   1

 奈良県橿原市川西町発見の有舌尖頭器 秋枝 芳  10

 三重県員弁町岡古墳群調査報告 三重大学歴史研究会原始古代史部会 11

  <ニュース>韓国全南で多紐細紋鏡など発見 堀田 啓一  17

 弥生前・中期の甕・深鉢に関するメモ―尾張朝日遺跡群が示すなぞ―  三渡 俊一郎 18

 奈良県天理市龍王山古墳群の問題Ⅱ  清水 真一  20

 大阪府柏原市玉手山安福寺横穴の壁画  河上 邦彦  37

 宝塚市万籟山古墳竪穴石室内粘土床中より検出せる丹彩の分析 安田 博幸  39

 <編集後記> 森 浩一  41

第64号  1972年8月30日

 <口絵解説>大阪府柏原市玉手山安福寺横穴の線刻の乗馬人物画 森 浩一  表紙裏

 和歌山市寺山15号 墳の横穴式石室の彩色の人物画 森 浩一・大野 嶺夫  表紙裏

 北海道における末期古墳と問題点  石 附 喜三男  1

 平群氏に関する基礎的考察(上)  辰巳 和弘  11

 消えていた百舌鳥古墳群中の二大古墳 ― 享保の古絵図からの復原―奥田 豊・ 中井 正弘  24

 河内国太子御嶺山古墳とその遺物について   堀田 啓 一  30

 宮城県桃木畑地下式A号墳 日高 正晴  33

 茨木市茶臼山古墳付近出土の須恵器短頸壺  久保 哲正  36

 淀川の遺物について 瀬川 芳則・片岡 修   37

 古代学研究会見学旅行に参加して 前園 実知雄 39

 乳の岡古墳(百舌鳥古墳群)の現状 田中 英夫  40

第65号  1972年11月20日

 平群氏に関する基礎的考察(下) 辰巳 和弘   1

 三つの人見塚 浅田 芳朗 17

 大阪府百舌鳥平井塚古墳の須恵器  森 浩一  21

 元禄11年における京都市下山田の古墳調査  森 浩一  22

 高知県南国市小蓮古墳  広田 典夫 24

 三重県上野市上之庄神座山遺跡―小型カマド塚―  西嶋 覚・森川 桜男  29

 大阪府吹田14号 須恵器窯跡の遺物について  鍋島 敏也  31

 京都府宇治市開町出土の陶棺 山田 良三  32

 京都市下鴨神社の遺跡  坂東 善平  33

 奈良県纏向(まきむく)遺跡の調査 ―三輪山麓における古墳時代前期集落の問題―   石野 博信  36

 第1回中世墳墓研究会の意味するもの  岡崎 晋明  40

 <月例会の記録> 裏表紙

第66号  1973年3月20日

 「ヘラ切り」と「ヘラ起し」と「糸切り」と ―底部切離し手法についての補論―  伊藤 博幸   1

 四国地方の弥生系高地性集落遺跡の資料  伊藤 勇輔  11

 三重県わき塚古墳の調査  森 浩一・森川 桜男・石部 正志・田中 英夫・堀田 啓一  14

 わき塚1号墳のいわゆる鋳造鉄斧に関する所見 村上 英之助 38

 紀伊新出土三角形石庖丁  巽 三郎  40

第67号  1973年4月20日

 ゴンドファレース王に就いて―主として古泉学研究から―  栗須 礼夫   1

 奈良県北葛城郡香芝町発見の石棺について 泉森 皎  21

 兵庫県和田山町筒江出土の頭槌大刀 櫃本 誠一  25

 平安京をどうするか 森 浩一  26

 大阪府柏原市雁多尾畑古墳群の危機 西峯 嵩・吉岡 哲   27

 愛媛県今治市近見相の谷9号墓発掘調査報告 正岡 睦夫・泉本 知秀  30

 古照遺跡あれこれ 真鍋 修身  39

 編者追記 森 浩一  41

第68号  1973年8月10日

 <月例会の記録> 表紙裏

 3世紀の高城と水城  石野 博信   1

 <文献紹介> 森 浩一   9

 高知県舟岩古墳群 広田 典夫  10

 天理市柳本町崇神陵古墳南で採集した遺物について 清水 真一  29

 姫路城使用の石棺 増田 重信  33

 岸和田市流木町出土の銅鐸 森 浩 一  36

 堺市百舌鳥古墳群内出土の琴柱形石製品 森 浩 一  37

 熊本県宇賀獄古墳の装飾 富樫 卯三郎 38

 茨木市佐保屋上の中世墳墓 免山 篤  39

第69号  『特集 現代都市と都市遺跡』 1973年10月20日

 「現代都市と都市遺跡」特集に寄せて 森 浩一 表紙裏

 博多 柳田 純孝   1

 府内 賀川 光夫   3

 鹿児島 上村 俊雄   6

 山口 小野 忠煕・兼清 正徳   9

 大坂 中尾 芳治・中川 信作・永島 暉臣慎・長山 雅一・宮本 佐知子・八木 久栄  12

 平野 堀田 啓一  16

 堺 田中 英夫 ・ 宮川 徏 22

 京都  森 浩一  25

 伏見  星野 猷二  28

 兵庫(福原) 櫃本 誠一  31

 中世奈良町  菅谷 文則  33

 鎌倉 大三輪 龍彦 37

 江戸 坂詰 秀一  40

 <歴史学からの提言>仁木と伊賀上野 松山 宏  43

            巷所  仲村 研  45

 <探訪記>山科本願寺跡 山田 良三  47

       若江城跡 瀬川 芳則  48

       寺内町貝塚 石部 正志  49

       今井町の現状 泉森 皎  52

第70号  1973年12月10日

 古代学研究会見学旅行に参加して  松下 勝 表紙裏

 鍬形石の祖形 ―松ノ尾遺跡出 土の貝製腕輪―河口 貞徳    1

 羅州藩南面古墳群 ―「梅原考古資料」による谷井済一氏発掘遺物の研究― 穴沢 咊光・馬目 順一15

 北近畿における縄文文化の研究 ― 但馬の縄文早期文化について― 前田 豊邦  31

 阪南古窯址群出土の須恵硯 辻川 陽一・雪本 永・ 寺田 利博・坂口 昌男・音田 武史  39

                       

第71号  1974年3月10日

 前方後円墳における長方形周溝について 市毛 勲   1

 愛媛県温泉郡中島町の弥生遺跡―島の弥生遺跡― 正岡 睦夫  10

 尾張における銅鐸分布に関して 三渡 俊一郎 19

 奈良県榛原町の古墳時代初頭の墳墓 ― キトラ・大王山遺跡の調査から―前園 実知雄・伊藤 勇輔 26

 <調査ニュース>慶州皇南洞155号古墳の発掘 堀田 啓一  30

 岡崎市洞町白羽根遺跡出土の須恵器深鉢 斎藤 嘉彦  31

 兵庫県豊岡市辻遺跡出土の石棒 前田 豊邦  32

 和歌山市砂山出土の銅鐸の復元にさいして 森 浩 一  33

 和歌山市砂山銅鐸片の化学分析 ―原子吸光分析法による―  安田 博幸・向井 恵子・柴田 英子・湯本 美和子  33

 奈良県桜井市外山茶臼山古墳の鏡片 森 浩 一  35

 <文献紹介> 森 浩一  36

4・5世紀の朝・日関係と金石資料  李 進熙  39

 李進熙氏の公演をきいて(1) 滑川 二三郎 40

       同上   (2) 尼崎 貞 子  40

       同上   (3) 湯本 美知子 41

第72号  1974年7月20日

 <古代学研究会月例会の記録> 表紙裏

 古墳文化の地域的構造とその特質  ― 伊勢国鈴鹿地方の場合―  和田 年弥   1

 娯三堂古墳の遺物  森 浩一・大野 左千夫  13

 大阪湾沿岸地域における弥生時代遺跡群の展開とその社会(上) 寺沢 薫  14

 古代遺跡から出るソバの花粉   嶋倉 巳三郎 34

 箸墓物語について  土橋 寛   35

 乙訓寺の土器 星野 猷二 38

 <文献紹介> 森 浩一 39

第73号  1974年9月30日

 魏晋(西晋)朝短里の史料批判 ― 山尾幸久氏の反論に答える― 古田 武彦   1

 朝鮮古代のシャマンの冠カール・ヘンツェ(大林 太良・訳) 13

 大阪湾沿岸地域における弥生時代遺跡群の展開とその社会(下) 寺沢 薫   21

 京都府山城町里屋敷出土の磨製石剣形石器   山田 良三  34

 愛知県南知多町内海下別所遺跡調査概報 山下 勝年  35

第74号  『原始・古代農耕特集』 1974年12月25日

 <古代学研究会例会の記録> 表紙裏

 <シンポジュウム>原始・古代の農耕をめぐって  嵐 嘉一・渡部 忠世・秋山 日出雄・鈴木 重治・石野 博信・ 森 浩一・ 岡田 正彦   1

 漢代の食物について―長沙馬王堆漢墓副葬の食物を中心に― 杉本 憲司  27

 様式別に整理した弥生木製耕具―畿内地方を中心として― 中井 一夫  30

 木簡にみる植物性食物とその産地  辰巳 和弘  33

 擦文式文化における農耕作物  石附 喜三男 36

 「手鎌」についての雑考  炭田 知子  39

 関東地方の石庖丁について 関 俊彦  45

 <編集後記> 森 浩一 49

第75号  1975年3月10日

 〈研究法の提言〉化学分析担当者からの要望 ―信頼できる分析結果を得るために目的にかなう試料の提供を― 安田 博幸 表紙裏

 <古代学研究会例会の記録> 表紙裏

 弥生・古墳両時代における土木設計法と地割りの単位について 椚 国男   1

 奈良県天理市竜王山古墳群の問題Ⅲ―補稿篇― 清水 真一   8

 愛知県丹羽群大口町出土の銅鏡について 宮川 芳照  15

 愛媛県松山市新浜徳利山古墳発掘調査概報 正岡 睦夫・岡野 保   16

 多摩丘陵西端部採集の石器2例   寺沢 薫  26

 Plant Opal 分析による窯壁中のスサ材の推定 森 浩 一・藤原 宏志  28

 奈良県天理市出土の大刀形の埴輪 川北 通雄  34

 古市方形墳出土の塼仏 伊達 宗泰  35

 石棺石材の産地推定と石棺の分布 間壁 忠彦  36

 <編集後記> 森 浩一  41

第76号  1975年6月30日

 <研究法の提言>材質研究者からの要望―古代学資料としての木材出土品の研究に関心と協力を―   嶋倉 巳三郎 表紙裏

 富山県における古墳発生期の調査とその成果―主に外地系要素の在り方をめぐって―  藤田 富士夫  1

 S字口縁台付甕形土器出土の遺跡分布に関する私見   三渡 俊一郎 11

 兵庫県川西市出土の石棒  滑 川 二三郎 19

 常陸 伊勢山古墳の墳形について  片山 洋・茂木 雅博  20

 石棺石材についての補訂  間壁 忠彦  23

 ヴュルム氷期末以降の海水面変動について―関東地方の縄文式土器時代を中心として―  勅使河原 彰 24

 石川県野々市町御経塚遺跡出土の土偶  高橋 裕  40

 <編集後記> 森 浩一  41

第77号  1975年9月20日

 <研究法の提言>絹・麻など繊維製品の場合 布目順郎 表紙裏

 愛媛県唐山遺跡の弥生前期削り出し突帯期の土器 十亀 幸雄   1

 愛知県南知多町内海林ノ峰貝塚試掘概報 山下 勝年   8

 長持形石棺の再検討  田中 英夫  17

 甲斐国分寺周辺における後期古墳の様相   小林 広和・里村 晃一  30

 和歌山市西山東出土の土師器 河上 邦彦  38

 部について 山尾 幸久  40

 <研究法の提言>考古学と類型認識―情報科学と考古学の学際研究について― 小沢 一雅  42

 抜歯の話 春成 秀爾  44

 記号的図形を付した土器片 増田 一裕  48

 <編集後記> 森 浩一  48

第78号  1975年12月20日

 <研究法の提言>遺跡から発掘される石臼―挽き臼の系統的研究― 三輪 茂雄 表紙裏

 愛媛県における前方後円墳  正 岡 睦夫   1

 〝無名王,ソーテール・メガース〟考  ― 考古貨幣学による古代インド史の一面― 栗須 礼夫  11

 かつて戦争があった―石鏃の変質―  佐原 真  26

 大阪府藤田山古墳発見の鉄剣と鉄斧   宇治田 和生 31

 椎葉村で採集した「ソジシ」という言葉について 谷川 健一  32

 鳥取県米子市大谷遺跡出土の土師器   清水 真一  34

 <古代学研究会例会の記録> 36

 愛媛県平城貝塚剥片石器  十亀 幸雄  37

 前田豊邦氏の「北近畿における縄文文化の研究―但馬の縄文早期文化について―」についての森林生態学から見た問題点  松下 まり子 45

 百舌鳥ニサンザイ古墳周濠破壊に抗議する  石部 正志・宮川 徏 48

 ニサ ンザイ古墳等の緊急保存を要望する 

泉州の自然と文化財を守る連絡会議・関西文化財保存協議会・古代学研究会・考古学研究会・池上・四ツ池遺跡を守る協議会 51

第79号  1976年4月30日

 百舌鳥(土師)ニサンザイ古墳周濠破壊再開に抗議する   宮川 徏  表紙裏

 古墳時代の鉄鏃および弓の機能的分析 戸田 智   1

 近江の石垣築成者穴太衆 北垣 聡一郎 17

 里田原遺跡出土木器の復原的考察 正林 護  22

 宮城県仙台市大蓮寺窯跡発掘調査概報 渡辺 泰伸  29

 和歌山県海南市室山1号墳の鉄鏃 田中 英夫  36

 鳥取県日野郡溝口町宮原古墳群 清水 真一・吉村 博恵  37

第80号  1976年7月30日

 黒姫山古墳の整備工事をめぐって 森 浩 一 表紙裏

 高縄半島における弥生前期の遺跡について 正岡 睦夫   1

 野中宮山古墳の埴輪 三木 精一  10

 群馬県における横穴式石室の前庭について 松本 浩一  11

 古代の火に関する2資 料 嶋倉 巳三郎 31

 文化人類学から考古学への提言  大林 太良  33

 滋賀県大津で石積み技法を検討する  前園 実知雄 41

第81号  1976年12月10日

 <研究法の提言>どうして鏡の銘文が消されるのか ― 鳥取・普段寺山1号墳出土鏡と大阪・阿為神社蔵鏡の場合―   森 浩一 表紙裏

 縄文式土器時代の時期区分について(試論)上  勅使河原 彰  1

 弥生時代における交易―人類学的考察―  角林 文雄  20

 遺構の埋土種子の分析法と検出例  笠原 安夫  29

 双性と古墳の被葬者  野沢 謙治  34

 豊岡市西光寺山5号 墳出土の鍬先  瀬戸谷 晧  37

 歴史考古学の各部門における専門家の輩出を一歴史地理研究者の希望―木下 良   38

 土製U字型鍬先について 松岡 秀樹  40

 <古代学研究会月例会報告> 41

第82号  1977年2月20日

 <研究法の提言>遺跡発掘と地理学   伊達 宗泰 表紙裏

 縄文式土器時代の時期区分について(試論)下   勅使河原 彰   1

 狩猟 と農耕祭祀の弓矢について  戸田 智  20

 古墳の石材とその産地について―石棺材を中心として― 奥 田 尚  26

 奈良市南京終町野神古墳出土の馬具  千賀 久  34

 出土桛について  角山 幸洋  38

第83号  1977年6月10日

 <研究法の提言>遺存歯牙からの考古学的検討を 宮川 徏 表紙裏

<シンポジュウム>

 池の考古学をめぐって  寺沢 薫・中井 一夫・清水 真一・田中 英夫・坂口 昌男・伊達 宗泰・石野 博信・瀬川 芳則・菅原 康夫・杉本 憲司・森 浩一  1

 畿内系家形石棺に関する一試考(上) 増田 一裕  23

 岸和田市久米田古墳群出土の石製品 森 浩一  37

 八尾市西ノ山古墳・中ノ谷古墳出土遺物について 吉岡 哲  38

 銅鐸2題  森 浩一  43

 <編集後記> 森 浩一  44

第84号  1977年8月30日

 <研究法の提言>考古学と概念用語  寺沢 薫 表紙裏

 メソアメリカ金属器文化について  大井 邦明   1

 弥生式土器製作の問題点  角林 文雄   9

 畿内系家形石棺に関する一試考(下) 増田 一裕  17

 寺院礎石の岩質とその産地推定―奈良・飛鳥朝寺院礎石を中心として― 奥田尚・秋山 隆保 28

 <古 代学研究会月例会の記録> 32

 「古墳の石材とその産地について―石棺材を中心にして」を読んで 間 壁 忠彦・間壁 葭子 33

 陝西省で見た石馬と石牛  森 浩一  39

 高松塚古墳の大刀の刀身について 森 浩一  42

 <編集後記> 森 浩一  43

第85号  1977年12月30日

 <研究法の提言>都城研究の現状と課題   秋山 日出雄 表紙裏

 海獣葡萄鏡の観察―同笵海獣葡萄鏡の紹介と二,三の問題―  勝 部 明生・前田 洋 子   1

 <研究法の提言>接点を求める 和 田 萃   9

 広島県芦品郡新市町相方出土の分銅形土製品  脇坂 光彦  10

 八尾市恩智出土の弥生遺物  山本 彰・一瀬 斉男  13

 大阪府寝屋川市小路遺跡発見の弥生式土器   宇治田 和生 17

 安倍山丘陵における弥生遺跡と古墳群の再検討  増田 一裕  20

 越智氏居館跡出土の瓦器 ―瓦器の終末年代に関連して― 白石 太一郎 24

 背見山古墳発掘調査概要 大野 嶺夫・大野 左千夫 32

 X線回折法による石材産地推定法における疑問点  奥田 尚  35

 長江で水文状況の考古学的調査  40

第86号  1978年4月2日

 <研究法の提言>土器製塩をめぐって若干 石部 正志 表紙裏

 和歌山県日高川流域出土の旧石器 ― 松瀬遺跡出土の資料を中心として―  巽 三郎・柳田 俊雄   1

 川西市加茂遺跡発見のナイフ形石器と尖頭器  橋本 正幸 18

 有溝土錘について 大野 左千夫 19

 羽曳野市ヒチンジョ池西古墳の石灰試験報告   米谷 晃一  25

 付記 森 浩一  25

 「羽曳野石棺石灰試験報告」に対するコメント  安田 博幸  25

 愛媛県今治市桜井雉之尾丘陵の古墳出土遺物 正岡 睦夫  26

 大阪府四条畷市発見の製塩土器  野島 稔  33

 都城制成立への一つの画期 ― 日本古代の「都市」研究の覚書として―  楠元 哲夫  38

 

第87号  1978年7月20日

 <研究法の提言>身近な見直しを―梶山古墳の壁画と岡益の石堂―  森 浩一 表紙裏

 豊橋平野における銅鐸の出土地について 竹内 尚武   1

 古墳出土の鉄製留金形小品について ― その名称と用途をめぐって―  市毛 勲  20

 益田岩船の再検討―横口式石槨説―  神部 四郎次 25

 ダンジリの輪の保存  辻川 陽一  30

 ベツボロドフの方法と日本出土のガラス 神崎 一昌  31

 島根県安来市荒島・造山第2号墳出土の埴輪  清水 真一  39

第88号  1978年12月20日

 <研究法の提言>陪塚の計画性 田中 英夫 表紙裏

 愛媛県祝谷丸山遺跡の細石刃剥離技術   十亀 幸雄   1

 登呂遺跡出土の布について 布目 順郎  10

 弥生式土器製作と弥生時代開始年代について 角林 文雄  12

 加古川市の石器1 ― 山之上遺跡の採集資料― 藤原 清尚  15

 射型・射技の変遷とその分類 ― 実用され活きた道具として弓矢の出土遺物を再現し考察するために― 戸田 智   24

 大阪府枚方市小倉地区発見の埴輪  三宅 俊隆  39

第89号  1979年4月20日

 <研究法の提言>壬申の乱の馬と人間―踏査研究の必要性― 菅谷 文則  表紙裏

 畿内大形前方後円墳の築造企画について  石部 正志・田中 英夫・宮川 徏・堀田 啓一    1

 古新羅・有棘利器考  東 潮  23

 パルティア時代の電池  神崎 一昌・訳  33

 「古市方形墳」整理ノートより 赤塚 次郎  34

 <古代学研究会月例会の記録> 井端 二男  41

第90号  1979年7月20日

 <研究法の提言>過去の出土遺物等の再点検―篠山町金照寺所蔵三角縁画文帯神獣鏡の発見に関連して― 瀬川 芳則 表紙裏

 鏡片副葬について 正岡 睦夫   1

 和歌山県白浜町の線刻人名のある古墳  巽 三郎・大原 満  14

 円筒埴輪製作覚書  赤塚 次郎  15

 奈良県宇陀郡大宇陀小学校保管の石器 増田 一裕  26

 広島県芦品郡潮崎山古墳について 脇坂 光彦  27

 応神・仁徳陵にみる特殊状況  網干 善教  31

 大阪府枚方市禁野車塚出土の円筒埴輪  三宅 俊隆  34

 南山城発見の地下式古墳  江谷  寛   35

 <図版解説>奈良県巣山古墳の航空写真  森 浩一  38

 京都市山科勧修寺丸山町出土の蔵骨器 小西 美智子 39

第91号  1979年12月10日

 打虎亭古墳の墳丘 森 浩一  表紙裏

 寿陵試論  茂木 雅博   1

 袈裟衣という名称について  井筒 雅風  13

 高安城を探して 棚橋 利光  15

 古代の石切場跡 その1 ― 岩屋峠西方― 奥田 尚・ 増田 一裕  17

 大和・弥生社会の動態 ―寺沢論文「大和弥生社会の展開とその特質」によせて― 石野 博信  23

 古代製鉄と鉄鏃の製法 ―実験による想像説の可能性追求―新沼 鉄 夫  31

 <1979年度古代学研究会月例会の記録> 井端 二男  37

 打虎亭漢墓見学記  山田 邦和  38

 天皇陵の濠  森 浩一  40

 <編集後記> 森 浩一  41

第92号  1980年5月20日

 <研究法の提言>掘立柱建物跡の調査  石野 博信 表紙裏

 弥生系農業における水利施設の意義と展開(上) 菅原 康夫   1

 新しく発掘整理した高句麗東明王陵  堀田 啓一・訳  19

 出土木簡事始  船木 義勝  24

 新聞記事にみる大阪市東淀川区上新庄出土の銅矛  前田 豊邦  31

 坂出市加茂町木の葉塚(サギノクチ1号 墳)の線刻壁画  井上 勝之・玉城 一枝  32

 <編集後記> 森 浩一  45

第93号  1980年6月20日

 中原高句麗碑の建立年代について  木下 礼仁 表紙裏

 ※県後漢墓「倭人」磚について  星宮 恵一   1

 青森県の弥生式文化の検討  岩本 義雄  10

 弥生系農業における水利施設の意義と展開(下) 菅原 康夫  13

 有孔土錘について 大野 左千夫 30

 レンガ色安山岩製棺蓋未製品の発見  増田 一裕・奥田 尚   39

 <編集後記> 森 浩一  43

第94号  『特集 万葉集と考古学』 1980年10月30日

 近江大津宮  林 博通   1

 藤原宮の御井の歌  和田 萃   2

 磐代と有間皇子 森 浩一   4

 十印のある土器 勝部 昭   6

 縄の裏の製塩 松岡 秀夫   7

 二つの出雲 前島 己基   8

 託馬野 田辺 哲夫  10

 奈良・平安時代の多摩地方の竪穴住居  椚 国男  13

 都太の細江 今里 幾次  15

 纏向万葉と人磨屋敷 石野 博信  17

 武庫川の水流と洪水 森岡 秀人  18

 知多の浦の海浜集落 杉崎 章  20

 日笠浦考  浅田 芳朗  22

 竹珠考 瀬川 芳則  23

 田子の裏の海人 辰巳 和弘  26

 沼名河之底奈流玉 寺村 光晴  28

 足柄のみ坂 坂詰 秀一  29

 信濃道を通った人たち 大林 太良  30

 伊香保  ―榛名火山の噴火と 考古学― 田島 桂男  31

 室寿詞の歌  桐原 健  33

 神島考  村上 正名  35

 対馬の浅茅山と浅茅浦  永留 久恵  38

 気多大社と寺家遺跡  上田 正昭  40

 大伴の三津と奥津城  堀田 啓一  41

 田植え農法の起源  木下 忠  44

 飛鳥浄御原宮造営の歌  網干 善教  45

 「山部郡印」とその周辺  大 塚 初重  48

 神坂峠  神村 透  49

 大伴家持の能登巡行  浜岡 賢太郎 51

 隼人の城と隼人塚 上村 俊雄  53

 万葉に見る水田の一考察  伊達 宗泰  55

 コナギの現存地域と近接の弥生後期遺跡  山本 寿々雄 57

 辰砂と万葉集  市毛 勲  59

 錦陵の検出  角山 幸洋  61

第95号  1981年3月10日

 「羅州藩南面古墳群」の内容の訂正と追補   穴沢 咊 光・馬目 順一 表紙裏

 装飾古墳の被葬者について―大和朝廷水軍の水先案内―  金井 典美   1

 大和弥生社会の評価をめぐって ―石野氏の批判に対して―  寺沢 薫   6

 広島県における終末期古墳の一例 ―尾市1号墳について― 脇坂 光彦  20

 古代の石切場跡―ドンズルボー付近―その2  奥田 尚・増田 一裕  26

 <新刊紹介> 伊達 宗泰  37

 石錘についての覚書   大野 左千夫 38

第96号  1981年8月30日

 フランス考古学の現状―特に陶磁器の産地推定について―  M・ ピコン (佐藤 昌憲・抄訳) 表紙裏

 東六甲の高地性集落(上) 森岡 秀人   1

 愛媛県越智郡玉川町犬塚遺跡について 正岡 睦夫  20

 和歌山市朝日出土の石槍 大野 左千夫・長谷川 俊幸 32

 床面に敷かれた石灰藻覚書 西原 昭明・富樫 卯三郎  34

 別所下39号古墳出土の円筒形埴輪  伊達 宗泰・赤塚 次郎  38

                          

第97号  1982年5月6日

 陵墓の現状と問題点  田中 英夫 表紙裏

 東六甲の高地性集落(中) 森岡 秀人   1

 秦置相邦・丞相考 ―秦における相邦と丞相の設置について―  韓 養民(森 博達・訳) 13

 磨製石剣論争私見  角林 文雄  19

 越 前・福井市篠尾の新瑠古墳 斎藤 優  24

 石原亀甲,徳王両遺跡出土の小形仿製鏡の鈕孔内にあった紐の材質について  布目 順郎  30

 中河内の古墳の石棺材  奥田 尚  33

 徳島県三好町出土の鏡片について 河野 雄次  39

 〝岡益の石堂〟の刻印  岡田 保造  41

 黄金塚古墳出土の円体方孔銭についての考察  高木 繁司  43

 <編集後記> 森 浩一  44

第98号  1982年11月4日

 <研究法の提言>貝塚研究によせて―ミクロ的調査とマクロ的調査―  後藤 和民   表紙裏

 弥生時代及び古墳時代の水利と水田 ― 西日本を中心として―(上) 正岡 睦夫   1

 伝仁徳陵(大山)古墳の幕末〝修陵〟工事をめぐって  中井 正弘  12

 古墳群の構造変遷からみた古墳被葬者の性格(上) 田中 晋作  22

 はにわと製作者(上) 赤塚 次郎  27

 雲南少数民族の鉄器受容―独龍族・※※族の民族調査― 中村 潤子  34

 <シンポジウム>大和弥生社会の評価をめぐって 石野 博信・寺沢 薫・ 森岡 秀人・中井 一夫・堀田 啓一・ 森 浩一 (田口鹿一・記録) 35

第99号   1983年5月30日

 弥生時代及び古墳時代の水利と水田   ―西日本を中心として―(下) 正岡 睦夫  1

 土器の胎土分析方法について 奥田 尚・米田 敏幸 12

 はにわと製作者(下) 赤塚 次郎  22

 名古屋市熱田白鳥・断夫山古墳の前後関係について 三渡 俊一郎 26

 古墳群の構造変遷からみた古墳被葬者の性格(下) 田中 晋作  35

 徳島県土成町出土の石槌  河野 雄次  44

 菖蒲浦古墳群第1号 墳出土の平絹と葛布について 布目 順郎  46

第100号  1983年7月31日

  100号刊行にあたって  森 浩一 表紙裏

  築造企画からみた毛野の一首長墓の性格  ―綿貫観音山古墳をめぐって― 宮川 徏    1

  密集型群集墳の特質とその背景―後期古墳論(1)― 辰巳 和弘  10

  銅鐸鋳造年代について 藤田 三郎  19

  熊本県久保遺跡第1号石棺出土の鉄剣に付着する平絹について  布目 順郎  29

  新たに発掘した高句麗の橋 アン・ビョンチン(堀田啓一・訳) 32

  咸安・固城地方における前方後円墳発見の意義  姜 仁 求 ―日本の前方後円墳の源流と関連して― (門田 誠一・要約) 36

  論評・二つの高地性集落―大和『六条山遺跡』及 び河内『東山遺跡』報告書の書評にかえて―   森岡 秀人 37

  古代学研究総目録(第1号~ 第100号)